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みえてきた!アキーノ選手の打撃内容 【中日ドラゴンズ・11日DeNA戦】

ドラゴンズは11日、敵地でDeNAと対戦。9対5で勝利しました。

ビシエド選手が不在の中、3戦連続で4番を任されたのがアキーノ選手。この日は、3回に三塁線を破る二塁打を放ち、勝利に貢献しました。

高橋周平選手や新人の福永裕基選手らの活躍で、14安打9得点と爆発した竜打線。その中で、アキーノ選手の特徴が徐々に分かってきました。

やや三振が目立つ

試合前まで、侍ジャパン戦を含めて3月の打率が1割5分4厘だったアキーノ選手。侍ジャパン戦では2戦連続本塁打を放つ活躍をみせましたが、三振が目立つなど、粗さもみせていました。

14打席中、三振が8個、四球が1個。8個の三振のうち、実に7個が空振り三振という結果でした。魅力的なパワーを持つ反面、打ち取られるパターンもみえてきました。

打ち取られるパターン

内外あまり関係なく高めの速球外に逃げる低めのスライダー系が現在の所、苦手なように感じます。

高めの速球で打ち取られた打席が14打席中8回。半数以上を占め、相手に攻められています。ただ、相手投手がDeNAの今永昇太投手や巨人の大勢投手、ロッテの佐々木朗希投手など一線級の投手ばかり。

WBCに合わせて早めに仕上げてきているエース級の投手たちに対し、厳しい結果になることは、ある程度仕方ないことかもしれません。

しかし、西武戦でも高めに速球をみせられ、打ち取られていたアキーノ選手。シーズン中も高めに速球系を投げ込まれる可能性は十分あります。

シーズン中は

また、西武戦では今井達也投手、高橋光成投手と対戦。この時は外に逃げるスライダーを勝負球にされ、三振を喫していました。

ストライクゾーンに来た速球は、初球から積極的に打ちにいくアキーノ選手。シーズン中は状態を上げ、ミスショットする回数を減らしていくことが求められてきます。

アキーノ選手の前後

この日は高めに速球を投げられることはなく、低めの変化球で勝負してきたDeNAバッテリー。3回に小園健太投手と対戦した場面では、初球の速球をしっかり捉え、二塁打を放ちました。

こういった打席が今後も増えてこれば、相手にさらなる脅威を与えることができます。1打席目は外に逃げるスライダーをしっかりと我慢し、最終的には四球を獲得しました。

アキーノ選手の持ち味が消えてしまっては意味がありませんが、相手も弱点をガンガン攻めてきます。

パワーは最高ですが、三振も多い。この事実をしっかり考えたうえで、アキーノ選手の前後を打つ打者を考えていく必要がありそうです。

【参考サイト】


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