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【中日】カリステ選手の復帰戦は一塁手 石川昂弥選手、福永裕基選手の今後は ~8/27~
◇8月27日 中日2-1広島(バンテリン)
中日・カリステ選手が1軍に復帰し、即一塁でスタメン出場しました。
離脱前は主に左翼を守り、25日の2軍戦では三塁を守っていただけに、この起用法の裏に潜んだ意図が気になります。
カリステ選手を活かす策
現在の外野陣は、岡林勇希選手、細川成也選手と外せない主力に加え、この日4番を任された川越誠司選手が躍動中。
カリステ選手といえど、すんなりとポジションを奪える状況ではありませんでした。
故障からの復帰過程で要した2軍の試合は2試合。DH、三塁での出場でした。
1軍の状況を考え、三塁での出場機会を狙った起用法は、カリステ選手を活かすには無難な選択でした。
新たな策を試みた可能性
そんな中、カリステ選手は一塁で出場。石川昂弥選手が三塁に周り、福永裕基選手、高橋周平選手はベンチスタートとなりました。
来季を見据え、石川昂選手をスタメンで起用することは継続しましたが、構想が変わったのかと思われる起用法でした。
三塁の有力候補だった福永選手は23日の巨人戦(東京D)を最後に出場しておらず、出場機会を減らしています。
ただ、石川昂選手を三塁で固定するなら、この日のように高橋周選手の守備固めが必要になってきます。
一塁:石川昂選手、三塁:福永選手という構想を残しつつ、外野:福永選手を含め、新たな策を試みた可能性があります。
9月初旬の注目ポイント
カリステ選手のここまでの活躍を考えれば、球団側から契約解除を伝える可能性は低く、残留要請を行うことが見込まれます。
仮に残留すれば、カリステ選手の外野起用を含め、多くの選択肢を持って来季も戦うことができます。
カリステ選手は三塁、もしくは左翼での起用を考えていましたが、ここに来て生まれた一塁という選択肢。
石川昂選手、福永選手の今後はどうなるのか。
カリステ選手の一塁起用、ここ最近の福永選手の出番減を考えると、新たな構想が生まれた可能性があります。
数試合経た先に、どのような構想が浮かび上がるのか。9月初旬にかけて注目ポイントとなります。
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