【中日ドラゴンズ】今季初登板!松葉投手の持ち味発揮! ~4/29DeNA戦~
2年連続6勝を挙げている松葉貴大投手が29日、今季初登板を果たしました。5㌄2失点。松葉投手らしさが詰まった登板でした。
今季も先発ローテ入りが期待されていましたが、コンディション不良により開幕ローテを掴むことができず。
ただ、松葉投手の復帰により、ドラゴンズは大きなピースを取り戻したことになります。確実に試合を作る松葉投手の存在は、今後の連戦に向けて重要となります。
試合は4対7で敗戦。松葉投手降板後、四死球が絡んで自滅してしまいました。
今季も打たせて取る
130㌔中盤から140㌔の直球に、カーブ、スライダー、チェンジアップと緩急を使った投球は今季も健在。この日は特にカーブが良く、打者のタイミングを上手く外していました。
安打を打たれながらも淡々と投げ込み、牧秀悟選手からは2つの併殺を奪うなど、要所を締めました。
5㌄を投げて球数は74球。昨年と同様、打たせて取る松葉投手の持ち味を存分に発揮した投球だったといえます。
4回から配球に変化
2巡目に5安打を浴び、打順も巡ってきたということで5回で降板した松葉投手。2巡目にここまで捉えられたことは気になりますが、相手に勝ち越しを許さなかったことは大きなポイントです。
序盤は直球を軸に投球した松葉投手。3回までの直球率は63.6%。変化球をもっと混ぜてくると考えていましたが、序盤は直球で押してきました。
4回からは変化球中心。直球率が43.3%にまで落ち、チェンジアップを使って交わしていきたいという意図がみえました。
失点はいずれも内野ゴロの間。下位打線にチャンスを作られ、上位打線に返される展開。カーブをまともに捉えていた選手は5番の桑原将志選手くらいで、もっとカーブを使っても良いのかなと感じる場面もありました。
味谷捕手にとっては良い経験
この日の捕手は2年目の味谷大誠捕手。良い経験だとプラスに捉え、今後の成長に期待したい選手でもあります。
松葉投手降板後、6回に4つの四死球と自身のパスボールによって5失点。厳しい結果となりましたが、これ以上ない経験を積むことができたのではないでしょうか。
打撃ではこの日も安打を放ち、存在感を示しています。ミスは仕方ないですが、今は自分の持ち味を存分に発揮し、プレーが小さくまとまらないことを願うばかりです。
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