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【中日】第2の松山晋也投手に!? 育成・菊田翔友投手に注目すべき理由 ~11/10~

中日の育成・菊田翔友投手を初めて見たのが2021年。

享栄高の一員として、3年夏の愛知県大会決勝で登板していました。

雷の影響で2時間近く中断した異例の試合。相手は現広島の田村俊介選手擁する愛工大名電高。

菊田投手は4番手でマウンドに上がって奮闘しましたが、5-8で敗れて甲子園出場を逃しました。

当時、享栄高にはエースの他に現ヤクルトの竹山日向投手が控える強力な布陣。全国でも通用するであろう楽しみな投手陣でした。

それから2年後。中日は育成ドラフト2位で四国IL愛媛に所属していた菊田投手を指名。背番号は3桁ながら、地元球団のユニフォームに袖を通しました。

プロ1年目の今季は、2軍で主にリリーフとして6試合に登板。直球とフォークを武器に、防御率2.84を記録しました。

そして、やや暖かさを感じる11月10日に契約更改。来季も竜の一員としてプレーすることが決まりました。

中日で育成から這い上がった選手といえば、プロ2年目の今季に最優秀中継ぎのタイトルを獲得した松山晋也投手。

今季2勝を挙げた松木平優太投手、ルーキーイヤーに支配下を勝ち取り4盗塁を決めた尾田剛樹選手も存在感を発揮しています。

チームは絶対的守護神のR・マルティネス投手の去就が不透明で、さらには先発不足から橋本侑樹投手、勝野昌慶投手らの先発転向も考えられる状況です。

リリーフ陣に空席が生まれる可能性が高く、菊田投手が成績を残せば今季とは比べ物にならないほどチャンスがやって来ます。

第2の松山投手が誕生する環境は整っています。来季は菊田投手が「育成の星」になるかもしれません。

【参考サイト】


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