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【中日】代走・尾田剛樹選手が大きな一歩!? 切り札不在のチームに差した光とは ~5/29~

◇5月29日 西武1-0中日(バンテリン)

最大のチャンスは8回裏。

2死走者無しから、連打で一・三塁。打席には代打・大島洋平選手。最高の場面が出来上がりましたが、西武先発・隅田知一郎投手が上回りました。

中日先発・小笠原慎之介投手も好調で、唯一失点した場面は運がありませんでした。

その中で、プラス材料を探すとしたら代走で起用された尾田剛樹選手。

危うい走塁が多く見られていた中、覚悟のスタートに明るい未来を感じました。


代走の役割果たす

8回裏2死走者無しの場面で、木下拓哉捕手が左安。ここで、尾田選手が登場しました。

隅田投手は3回裏、一走の岡林勇希選手をけん制で刺しており、単独スチールは至難の業。仮に失敗すれば、敗戦が目の前まで迫ってくる場面でした。

0-1と1点の重みが増している試合終盤。西武バッテリーも当然警戒する中、カウント2-2からスタート。

結果、岡林選手が右安を放ったことで、楽々三塁を陥れた尾田選手。

得点には繋がりませんでしたが、ようやく代走の役割を果たしました。

切り札不在のチーム状況

プロ初盗塁は、けん制で誘い出されて運よくセーフになったもの。

豊橋市民球場で行われた阪神戦(14日)では、代走で出場してけん制死。

2軍に降格してもおかしくない内容でしたが、立浪和義監督は1軍に台頭させ続けました。

代走の切り札が不在。

そんなチーム状況を考え、尾田選手に成長の機会を与えていました。

大きな一歩

勝利には結びつきませんでしたが、代走として魅力が増した尾田選手。

まだ切り札といえる状況ではありませんが、代走の1番手としての地位を築こうとしています。

これから先、さらに厳しい場面での出場が見込まれます。失敗すれば、敗因に挙げられるでしょう。

その中で、サインかもしれませんが、スタートを切った尾田選手。

背番号「00」が、大きな一歩を踏み出しました。

【参考サイト】


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