【中日ドラゴンズ】トライアウト後の補強計画は?
2023年のトライアウトが11月15日に実施され、1週間以上経過しています。
今年は59名の選手が参加しましたが、28日時点でようやく1人NPB復帰を果たしました。
改めて狭き門だと感じたトライアウト。
ドラゴンズに動きは見られませんでしたが、その意図を探ります。
トライアウト前後に獲得報道
かつてドラフト1位指名を行い、抽選で外して縁がなかった高橋純平投手(元ソフトバンク)。
2016年新人王の高山俊選手(元阪神)、2017年に最高勝率のタイトルを獲得した薮田和樹投手(元広島)など、例年以上に豪華な顔ぶれとなったトライアウト。
ドラゴンズはトライアウト前後に、中島宏之選手、上林誠知選手ら4選手の獲得報道が出ました。
最初からトライアウトで選手を獲得するのではなく、ある程度話がまとまっていたことが伺えます。
投手を補強していなかったが・・・
代打の切り札、内外野のバックアップと、必要なポジションを的確に補強したドラゴンズ。
つまり、トライアウトで獲得に動く状況ではありませんでした。
もし獲得するのであれば投手だと考えていましたが、投手の補強は行いませんでした。
2023年オフ、ドラフト指名以外で投手を補強していないドラゴンズ。
登板過多の投手もいて心配になりますが、トライアウトからは投手を獲得しないという選択をとりました。
魅力ある投手も
トライアウトで魅力的な投手は何人かいました。
特に山口翔投手(元広島)、高田萌生投手(元楽天)は直球に力があって非常に魅力的に感じました。
登板過多のリリーフ陣に一石を投じるような、パワー系の頼もしいリリーフになる可能性を感じました。
しかし、松山晋也投手や清水達也投手を脅かす将来像は見えませんでした。
リリーフ陣の誰かが長期離脱した場合は登板機会がありますが、開幕からリリーフ陣の一員になっているかというと、疑問符がつきます。
70人と決められた貴重な支配下登録枠。
新外国人、現役ドラフトに懸けたいと思う内容で、フロントも同じ判断をしたと考えられます。
気になる投手の補強
厳しい内容になってしまいましたが、トライアウトから加入する選手は、すぐに1軍で活躍する必要があります。
ドラフトで加入する大学生や社会人より、即戦力を求められています。
今のドラゴンズに必要なピースはいない。
フロントがそう判断したのも頷けます。
今後、新外国人、現役ドラフト、トレードのいずれになるか分かりませんが、トライアウトが終了した今、どこかで投手の補強は必要になってきます。
皆様はどのように考えますか?
【参考サイト】
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