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【中日】首位陥落も心配なし? 雨の甲子園で得たものとは ~4/21~
敵地・甲子園で勝てず、4連敗を喫した立浪竜。
4月21日の試合は、雨による厳しいコンディションでの試合。その中で、6回裏に飛び出した阪神・佐藤輝明選手の3点本塁打は、ダメージが大きすぎました。
7回裏を迎えたところで、コールドゲーム。阪神に首位を明け渡す悔しい試合となりましたが、明るい材料もあります。
中日らしい野球が戻ってくる、そんな予兆がします。
お手本のような投球
前日は15失点、19日は7失点、18日は11失点と、ここ3試合の中日は明らかに本来の野球からかけ離れていました。
その中で、中日の先発・松葉貴大投手が6回3失点と好投。敗戦投手にはなりましたが、結果的にリリーフ陣を1人も投入することなく試合を終えました。
前回登板(10日・DeNA戦)でも6回のマウンドに立ち、被安打2、失点1と試合を作っていた松葉投手。
松葉投手=5回までという概念を壊す、2試合連続での好投。
開幕ローテからは漏れましたが、チーム状態が悪い中で、お手本のような投球をみせました。
前を向ける試合
コールドゲームの影響もありますが、登板過多気味だったリリーフ陣を休ませ、中日らしい1点を争う試合を演出した松葉投手。
ここ3試合の先発投手の出来を考えると、チームに明るい光をもたらすヒーローのようでした。
本来であれば、打線が得点を奪い、松葉投手に勝ちが付くことが最高ですが、不調のチーム状態を考えると前を向ける試合でした。
内容のある敗戦に
首位の座を明け渡し、再び追う立場となった立浪竜。
甲子園で3連敗、18日のヤクルト戦から続く連敗を止められなかったことは残念ですが、雨の甲子園で中日らしい戦いを取り戻しかけました。
大量失点すれば勝機が遠のく中で、松葉投手がみせた好投。そして、結果的にリリーフ陣を休ませることができた事実。
切り替えるしかない敗戦から、内容のある敗戦となった立浪竜。
次週も厳しい戦いが予想されますが、心配することはなさそうです。
【参考サイト】