【中日ドラゴンズ】2024 外野手展望
中日ドラゴンズの外野陣の展望を書いていきます。
前回は、二遊間の展望を書きました。下記から是非、ご覧ください。
ソフトバンクから通算412安打を誇る上林誠知選手が加入した外野陣。
ドラフト会議では、外野手を獲得しませんでした(育成除く)。
レギュラーはほぼ固定され、2023年と変わらない安定した布陣が見られそうです。
外野陣に不安なし!
2年連続ベストナイン・ゴールデングラブ賞を獲得した岡林勇希選手、チーム最多24本塁打を放った細川成也選手、通算2000本安打を達成した大島洋平選手の3名は、安定感ある主力です。
ここに、上林選手、新外国人のディカーソン選手が加わり、選手層に厚みが生まれました。
期待の鵜飼航丞選手、ブライト健太選手もいて、外野陣は特に心配な点はありません。
守備位置の変更はあったとしても、岡林選手、細川選手のレギュラーは確定しています。
大島選手は38歳のベテランということでフル出場は難しいですが、計算できる上林選手が加入したことで、その穴を埋めることができます。
大きな故障がない限り、打撃も守備も外野陣に不安はありません。
球団のメッセージ
今年のドラフト会議、中日は1巡目指名で外野手の度会隆輝選手(ENEOS)を指名しました。
抽選で外しましたが、大島選手の後釜として期待したのか、左打ちの度会選手を最優先で指名しています。
打撃が売りの選手ということで、チームの課題にもフィットします。
渡会選手を1巡目で指名したことで、2巡目以降で外野手を指名するかと思いましたが、支配下では1名も指名しませんでした。
これは、中日の外野陣の層が厚いことを示しています。
即戦力候補を獲得しなくても、十分戦えるという球団からのメッセージです。
12球団に誇れる
昨季、2軍でチーム最多の9盗塁を記録した三好大倫選手、外野手に転向する濱将乃介選手など、楽しみな選手はまだまだいます。
上林選手の加入により、ハイレベルな選手層が完成し、数年後を担う若手の育成の機会も整っています。
12球団ワーストの得点数、本塁打数を記録した中日ですが、外野陣に不安な要素はありません。
12球団に誇れる布陣だと言えます。
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