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【中日】首位攻防戦で勝敗を分けたものとは? 立浪竜がDeNAに勝っていたもの ~4/9~
130試合以上残されているとはいえ、4月9日は中日とDeNAの首位攻防戦となりました。
結果は、中日が3-1で勝利。一夜で首位陥落の可能性があるとはいえ、セ・リーグのトップに立ちました。
今季初対戦となった両チーム。勝負を分けたのは、先頭打者でした。
首位攻防戦の内容
初回、DeNAの先発・ジャクソン投手がいきなり連続四球。犠打失敗で流れが変わるかと思いましたが、4番・中田翔選手の適時打で1点を先制しました。
1-1の3回表も、先頭から二者連続安打でチャンスを作り、中田選手の適時打。内容は違いますが、同じような流れでの得点となりました。
一方、中日の先発・小笠原慎之介投手は2回に1点を失ったものの、7イニングを投げて1失点。先発として完璧な役割を果たし、今季初勝利を手にしました。
失点した2回は、2死走者無しから。ビッグイニングを作らせることなく、最少失点で抑えました。
先頭打者の出塁
小笠原投手はこの日、5安打を浴びましたが、全て2死から打たれたもの。先頭打者の出塁は一度も許しませんでした。
一方、ジャクソン投手が失点したイニングは、先頭打者の出塁を許していました。
与四球の差もありますが、先頭打者の出塁を許したかどうかで勝負が分かれました。
中日らしい、投手戦となった首位攻防戦。小笠原投手の投球が、チームをセ・リーグのトップに立たせました。
1勝できたことに価値
7日の広島戦を欠場していた中田選手が、復帰戦で3打点。
三好大倫選手、田中幹也選手の上位打線が機能。
「8回の男」勝野昌慶投手の好投と、勝利をたぐり寄せた要因はいくつもありますが、先頭打者の出塁が勝負の分かれ目となった首位攻防戦。
今カードは2連戦。昨季、8勝16敗1分と苦戦したDeNA相手、敵地・横浜スタジアムでの試合ということを考えると、1勝できたことに価値があります。
今年の立浪竜は、スタートダッシュに成功しつつあります。
【参考サイト】