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【中日】打率.307のビシエド選手ではなく、中島宏之選手が昇格? 立浪監督の意図とは ~5/12~
◇5月12日 雨天中止
14日の阪神戦(豊橋)から、中島宏之選手が1軍に復帰すると報道がありました。
代打の切り札が戻ってくることは心強く、勝負所での一打に期待がかかります。
一方、2軍で打率.307、この日もマルチ安打を記録したビシエド選手は昇格せず。中島選手の昇格を優先させる形となりました。
立浪和義監督の意図は、石川昂弥選手とカリステ選手の状態を考慮しての判断だと考えられます。
中田選手の休養日を補える
中島選手が昇格しても、ビシエド選手が昇格しても、1軍で期待される役割は右の代打。ビシエド選手はそれに加え、一塁手としての出場が見込まれます。
中田翔選手が休養日の試合のことを考えると、2軍で好調のビシエド選手を昇格させることは自然な流れです。しかし、今回はそれを行いませんでした。
立浪監督の頭の中では、石川昂選手を一塁、もしくはカリステ選手を一塁で起用することで、中田選手の穴を補えると考えている証になります。
その結果、中島選手の昇格を決めたと考えられます。
出場機会が限られる中、優先したもの
石川昂選手は11日の試合で適時打を放ち、打率.313と好調。
カリステ選手は10日の試合で本塁打を放ち、こちらも打率.299と好調です。
もし、今のチーム状況でビシエド選手が昇格しても、スタメンで出場することは限りなく厳しいです。
出場機会が限られる中、中島選手の代打としての実績と経験を買い、優先的に昇格させたと考えられます。
右の代打の層
現在の調子なら、ビシエド選手を1軍昇格させても不思議ではありません。
ただ、立浪監督がそれをしなかったということは、中田選手の欠場時、石川昂選手とカリステ選手で補うことができると考えていることが分かります。
この判断が成功か失敗かは、時間が経たないと分かりません。
現時点で1つだけ言えることは、ビシエド選手が昇格しようと、中島選手が昇格しようと、右の代打の層が厚くなることは確実になりました。
試合終盤での一振り、チャンスでの盛り上がり。今回、代打の切り札として昇格する中島選手には、竜の弱みを助ける活躍が期待されます。
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