【中日ドラゴンズ】再出発!竜に必要な代走の切り札 ~7/8広島戦~
価値ある走塁が勝利を大きく引き寄せました!
ドラゴンズは8日、本拠地で広島と対戦。5対1で勝利し、カード勝ち越しを決めました。
メヒア投手の来日初勝利、久々に4番で起用されたビシエド選手の活躍と、この日も明るい話題が多かったドラゴンズ。
その中で、勝利を大きく引き寄せたのは高松渡選手の走塁ではないでしょうか。上手くいかない場面もありますが、高松選手の足はドラゴンズに必要です。
痛恨の走塁ミスから
4日の巨人戦。1点を追う7回に代走で起用された高松選手。1死一・三塁と絶好の場面で、まさかの牽制死。逆転への勢いが一気にしぼみ、痛恨の走塁ミスとなりました。
あの牽制死だけが敗因とは思いませんが、流れを大きく変えたプレー。高松選手の足は非常に魅力的なだけに、何とも惜しい場面でした。
今春のWBCでは、代走・周東佑京選手(ソフトバンク)の足が生きる場面がありました。接戦になればなるほど代走の存在が大きくなる中、ドラゴンズも代走の切り札を作る必要がありました。
価値ある得点1
この日は1点リードの7回に登場。無死二塁と追加点のチャンスで、代走を務めました。またもや1つのミスが命取りとなる場面で、立浪監督の期待に応える走塁を魅せました。
1死二・三塁の場面で代打・後藤駿太選手が中堅へやや浅いフライ。足に自信がない選手では犠飛にならない場面で、高松選手は見事ホームに生還しました。
代走の役割が生きた場面。盗塁という1つの指標には追加されませんが、価値ある「得点1」が記録されました。
高松選手の才能を生かす場面
切り札となる代走がいるのといないのでは、作戦面に大きな影響を与えます。高松選手の足の速さは誰もが認めるところ。最高の選手が所属しているだけに、生かさない手はありません。
勝敗を左右する場面で起用される代走。ミスをすれば、敗戦に繋がる可能性が高くなります。試合終盤になればなるほどミスが目立ち、敗因に挙げられることもあるでしょう。
この日は高松選手の持つ才能が生きた試合。いずれ、走塁技術を魅せる時も必要になってきます。
ドラゴンズらしい戦い
立浪監督が高松選手の走塁をどう評価するのか、非常に気になるポイントです。代走の1番手という評価は変わらないと思いますが、信頼をどこまで積み上げているのか。
迷いなく代走・高松選手を起用することができれば、チーム力が上がります。1点をもぎ取って守り切る、ドラゴンズらしい戦いができます。
シーズン終了後、代走の序列がどのように変化しているのか。来季に繋がるのか、それとも1から作り直す必要があるのか。
オフシーズンの補強にも関係してくるだけに、今後の活躍から目が離せません。
皆様はどのように考えますか?
【参考サイト】