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【中日ドラゴンズ】ついにDH解除! 二遊間、三塁、外野争いは決着したのか ~3/20楽天戦~
オープン戦17試合目にして、ついにDH(指名打者)を解除した打線を披露しました。
立浪監督は開幕まで残り4試合という段階で、9番に先発の小笠原慎之介投手を起用。シーズンを見据えたオーダーを組みました。
開幕まで時間が残されておらず、大幅なメンバーチェンジは考えにくい状態。
混沌としていた二遊間争い、三塁争い、ハイレベルな外野手争いも、一旦終止符が打たれたという合図にも思います。
この日のスタメンから、立浪監督の構想を探ります。
守備力を重視
注目の二遊間は、二塁・田中幹也選手、遊撃・ロドリゲス選手という形。
育成のロドリゲス選手がスタメンで起用され続けているという状況は、支配下登録が限りなく近づいていることを示しています。
3月13日の西武戦(ベルーナD)では、犠打を失敗し、直後にけん制死。3回裏に早くも交代を命じられ、一時的に2軍に送られていました。
打撃面では課題が多いものの、守備面では華麗な守備を披露。見る者を魅了するダイナミックな守備で、チームを盛り立てています。
田中選手も守備は安定しているため、打撃より守備力を重視した二遊間で挑みたいという立浪監督の意図が伝わってきます。
高橋周選手が打撃でも結果残した!
三塁手は、オープン戦絶好調の高橋周平選手がレギュラーを掴んだことになります。
昨季、チーム2位の13本塁打を放った石川昂弥選手が、オープン戦打率1割台と調子が上向かず。守備面でも結果を残せず、スタメンで起用するのは難しい成績でした。
元々、守備力は高橋周選手が飛び抜けています。石川昂選手は本塁打を放てる強打が売りで出場していましたが、高橋周選手の方が打撃でも結果を残しています。
打撃でも守備でも結果を残す高橋周選手がレギュラーを掴むことは、自然な流れです。
打線のバランスを考えると・・・
外野は、オープン戦絶好調の三好大倫選手が、岡林勇希選手の故障ショックを完璧に和らげています。
岡林選手が2軍で実戦復帰しているものの、守備には就いていません。開幕に間に合わないことを考えると、三好選手がこのまま「1番・中堅」でスタメン出場することが有力です。
昨季、チーム最多の24本塁打を放った細川成也選手も当確。大島洋平選手とディカーソン選手の争いは、ディカーソン選手が制したことになります。
打線のバランスを考えると、6番に長打が期待できる左打ちが欲しいところ。まさにディカーソン選手が適任で、スタメン起用したと考えられます。
開幕後も争い続く
開幕まで時間がないことを考えると、大幅な変更なく開幕戦に向かうことが考えられます。
ただ、この日スタメンに名を連ねなかった選手の中にも、活躍が期待できる選手がいます。
大島選手の巧みなバットコントロールは健在で、二遊間争いを盛り上げる村松開人選手も打撃で結果を残しています。福永裕基選手もアピールしています。
いずれ、岡林選手も戻ってきます。開幕後もハイレベルな争いが繰り広げられます。
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