【中日】松木平優太投手に続けるか!? 台湾行きメンバーから伝わる井上一樹監督の期待と意図 ~11/17~
台湾で行われるアジア・ウインターリーグの参加メンバーが発表されたと報道がありました。
中日は期間中の入れ替えを含めて8選手が参加。石橋康太捕手、辻本倫太郎選手など期待の若手が選出されました。
その中で気になったのが育成の野中天翔投手と森山暁生投手。
投手の参加はこの2人のみ。井上一樹監督の期待と意図が伝わってきます。
気になる左腕事情
野中投手、森山投手は共に高卒2年目の左腕。
小笠原慎之介投手のメジャー移籍が現実味を帯びてきた中、左腕の底上げを図りたいという意図が伝わってきます。
今年のドラフトで金丸夢斗投手(関大)、吉田聖弥投手(西濃運輸)と即戦力候補の左腕を指名していますが、小笠原投手の穴を1人で埋めることは容易ではありません。
大型左腕として期待されている福田幸之介投手が秋季沖縄キャンプで負傷し、全てが順調に進んでいるわけではない左腕事情。
シーズン中も不測の事態が発生することが予想され、現時点で補強情報がないことも考えると、野中投手と森山投手に対する期待の大きさも伝わってきます。
昨年は松木平投手1人だけ
昨年のアジア・ウインターリーグに参加した育成選手は松木平優太投手1人だけ。
その松木平投手は今年の7月に支配下枠を勝ち取り、8試合に先発して2勝を挙げました。
第2の松木平投手誕生が期待される中、野中投手と森山投手が選出された意味。
先発の枚数が足りず、左腕事情も不透明なことから、支配下枠を掴んで投手陣に割り込む余地は大いにあります。
まとめ
支配下にも有望な投手がいる中で、野中投手と森山投手がメンバーに選ばれた事実。
チーム事情が絡んでいることも予想されますが、井上監督の2人に対する大きな期待を感じます。
台湾で一体何を掴み、春のキャンプからアピールしてくれるのか。
野中投手と森山投手の活躍から目が離せない日がやって来そうです。
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