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【中日ドラゴンズ】代打・後藤選手ハマる!今後の代打陣容は? ~7/16阪神戦~
3対0で勝利し、敵地・甲子園球場でカード勝ち越しを決めたドラゴンズ。先発・メヒア投手の好投、細川成也選手の本塁打と明るい話題が多い試合でした。
その中でも、最も注目すべきが代打・後藤駿太選手の2点適時打。試合を決める一撃となり、鉄壁リリーフ陣に繋ぎました。
試合前、主に代打で起用されていた福田永将選手が登録抹消。ベンチ入り選手の構想が変わる中、立浪監督の起用がハマりました。
後藤選手が、今後も代打の1番手として起用されるのでしょうか。
個性違う伊藤選手が昇格
1軍に昇格したのは伊藤康祐選手。コンパクトかつ広角に打ち分けることが良さで、一発長打の福田選手とはタイプが違います。
代打も考えられますが、伊藤選手の持ち味を生かすには代走からの守備固め。試合終盤、試合をがっちり締めるスペシャリストだと考えています。
代打・福田選手と代打・伊藤選手では、求められるものが違います。福田選手が抹消された今、空席となった代打枠を誰が担うのか気になっていました。
あらゆるパターンが考えられる中
ポイントとなった1点リードの7回表。1死二、三塁と追加点のチャンスで、溝脇隼人選手、メヒア投手に打席が周る場面でした。
溝脇選手凡退後、代打で誰が登場するのか注目されました。相手は左腕・伊藤将司投手。ベンチには高橋周平選手、福永裕基選手、鵜飼航丞選手が控え、あらゆるパターンが考えられる場面でした。
その中で、立浪監督が選択したのは後藤選手。7回裏からの守備も考えた起用かなと思いましたが、勝負手という点では少なからず驚きもありました。
その後の守備も考えた起用?
恐らく、後藤選手が後続に繋いだ場合、1番・大島洋平選手の打順に投手を入れ、後藤選手は左翼の守備に就く予定だったのでしょう。
少ない点差を守るというドラゴンズの野球には、鉄壁の守備固めが必要です。後藤選手はその役割を十分担ってくれる選手ですが、勝負手の代打という点を見れば、他の選択肢も浮かんだことも事実です。
1点を争う投手戦の中で、最後のチャンスになるかもしれない場面。そんな局面で、代打・後藤選手を起用した立浪監督は凄いの一言に尽きます。
代打陣容
今後も、後藤選手が代打の1番手となるのでしょうか。打順、その後の守備位置の兼ね合いもあると思いますが、勝負の場面で誰を代打で起用するかは重要なポイントになってきます。
代打の切り札を固定せず、流動的な起用になるような気もします。何が正解か分かりませんが、現状のメンバーでは高橋周選手が代打の1番手でも良いのではと感じます。
首位・阪神に勝ち越したことは大きすぎる収穫です。この勢いを後半戦に繋ぐため、代打の起用法に注目です。
皆様はどのように考えますか?
【参考サイト】