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開幕ローテをグイッ!と引き寄せた福谷投手 【中日ドラゴンズ・12日DeNA戦】
ドラゴンズは12日、敵地でDeNAと対戦。8対0で勝利。昨季苦手としたDeNAに対し、連勝しました。
昨日の勢いそのままに、1回から5点を奪う猛攻。アキーノ選手に本塁打が飛び出すなど、明るい話題が多い試合でした。
先発は福谷浩司投手。キャンプ中の実戦では悔しい結果となりましたが、この日は5㌄無失点の好投。開幕ローテの座をグイッと引き寄せました。
序盤は直球で押す
立ち上がりから低めに投じ、丁寧にゴロアウトを重ねた福谷投手。2回まで、奪ったアウトは全てゴロアウトでした。
球威も抜群で、森敬斗選手や戸柱恭孝捕手のバットを折りました。直球の割合は2回まで66.7%。球威ある直球を低めに投じていました。
3回から変化球増やす
3回から配球が変化し、スライダーやフォークを多く投じた福谷投手。直球の割合は43.5%と50%を切り、変化球主体に切り替えてきました。
この日奪った三振は、全て3回以降のもの。直球と変化球を織り交ぜ、打者を惑わした印象を持ちました。
相手の早打ちも影響していると思いますが、5回を投げて球数は61球。シーズン中なら、完封・完投を十分目指せるペースでした。
開幕ローテ争いが過熱
この日の投球だけを見れば、開幕ローテに大きく前進したと言えるでしょう。今後も非常に楽しみになる投球でした。
ドラゴンズの開幕ローテは、開幕投手の小笠原慎之介投手、大野雄大投手、柳裕也投手、涌井秀章投手はほぼ当確といえます。
ここに、前回登板で打たれた松葉貴大投手が調子を上げれば、先発ローテに加わる形となりそう。福谷投手の好投により、先発ローテ争いが過熱してきました。
鈴木博投手もアピール
この日は、6回から鈴木博志投手も登板。4回無失点と好投し、こちらも開幕ローテ入りをアピールしました。
リリーフ陣に故障者が続出する中、高いレベルで先発ローテ争いが繰り広げられていることは、チームにとって大きなプラスです。
この日の福谷投手の投球は、非常に価値のあるものだと感じます。
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