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【中日ドラゴンズ】得点力アップへ 試合で求められるピースに徹した実績者3名とは

経験値がある選手は、ひと味もふた味も違います。

10日に行われたシート打撃。この日は走者を置いた中での打撃となり、試合で求められる打撃をみせる必要がありました。

中日の課題は得点力不足。記録に残らない小さなプレーが、得点へと結びつきます。

そんな状況の中、特に活躍していた3選手がいます。いずれも実績があり、若竜との違いをみせつけました。

この日、ブライト健太選手に代わり、後藤駿太選手が1軍昇格。

チームに必要なピースとなるべく、いよいよサバイバルが本格化してきました。


チーム全体で出来なかったこと

活躍した3選手とは、後藤選手、上林誠知選手、山本泰寛選手です。

後藤選手は、悠々とスクイズ成功。一・三塁の場面で、1ボールから一塁手に捕らせる完璧なスクイズでした。

上林選手は2打席に立ち、いずれも初球攻撃。走者を二塁に置いた場面では進塁打、根尾昂投手と対戦した一・三塁の場面では適時打を放ちました。

山本選手は、一塁に走者を置いた場面でバスター。走者がスタートを切っていて、一塁手を強襲する安打となり、チャンスを拡大しました。

泥臭く1点をもぎ取る、1つ先の塁に進めるという、昨季はチーム全体で中々出来なかったことを、確実に遂行しました。

立浪監督の眼に留まる

若竜もバントやバスターを試み、結果を残そうと必死になっている選手もいました。

特に福永裕基選手は、右方向へゴロを転がして走者を進めようとする意図が痛いほど伝わってきました。

ただ、バントを失敗し、最終的にアウトになる選手もいました。走者を進めることができず、アウトカウントだけが増える昨季の光景を見ているようでした。

その中で、今季から中日に加入した上林選手と山本選手は、1軍経験が豊富ということもあり、1段階上の選手だということを証明しました。

立浪監督の眼にも、確実に留まったことでしょう。

得点力アップに欠かせないピース

全ての選手が、強引に走者を進める打撃をする必要はありません。

この日は細川成也選手も参加していましたが、何も考えず、豪快な打撃で長打を狙っていいと考えています。

仮に打撃が小さくなれば、細川選手の魅力が消え、恐怖感がない打者になってしまいます。

今回のシート打撃で違いをみせた後藤選手、上林選手、山本選手は、得点力アップに欠かせないピースとして、アピールに成功しました。

ブライト選手が2軍降格したことで、より試合で求められる打撃を遂行できる選手の重要性が高まっています。

【参考サイト】


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