【中日】大塚晶文コーチが勝利の立役者!? 投手戦を制した要因がここに ~5/25~
◇5月25日 中日1-0ヤクルト(バンテリン)
中日・メヒア投手、ヤクルト・ヤフーレ投手による投手戦。
結果は1-0。2回裏、中日のディカーソン選手の来日初本塁打が決勝点となりました。
いくつか試合が動くキッカケがあった中で、注目すべきは7回表のヤクルトの攻撃。
メヒア投手が1死走者無しから、この日初めての四球を許した場面で大塚晶文投手コーチがベンチから飛び出し、間を取りました。
嫌な雰囲気を察知した行動は、投手戦を制した要因となりました。
大塚コーチのファインプレー
先頭の村上宗隆選手を打ち取った後に許した、この日初めての四球。
打席には、第1打席で二塁打を放っているオスナ選手。
続く西川遥輝選手は、安打こそ生まれていませんが第1・2打席ともに6球粘った内容のある打席。
何が起きてもおかしくない状況で、大塚コーチが間を取った大きなプレー。
得点圏に走者を背負ったわけではありませんが、1点の重みが増す試合の中で嫌な雰囲気を察したファインプレーでした。
メヒア投手を信じたベンチの判断
四球を与えた時点で、メヒア投手の球数は111球。
リリーフ陣をみれば、前日登板していない清水達也投手の投入も考えられる場面でした。
その中で、3回以降安打すら許していなかったメヒア投手を信じたベンチの判断。
実際、間を取ったことで流れが変わったのかは分かりませんが、細心の注意を払ってオスナ選手、西川選手を抑えたメヒア投手。
4月13日の阪神戦以来、嬉しい3勝目(2敗)を飾りました。
最後はR・マルティネス投手
投手戦を締めくくったのはR・マルティネス投手。
前日はまさかの3失点で敗戦投手。この日も、長岡秀樹選手からの対戦で、すぐにやり返しました。
誰も前日のR・マルティネス投手を責める人はいないでしょう。
中日らしい戦いを制し、絶対的な守護神がいることを再び証明した登板。
大塚コーチも、ホッと胸をなで下ろしているのではないでしょうか。
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