【中日ドラゴンズ】打開策見えず、苦しい戦いに ~4/9VSDeNA戦~
初回に6点を失い、ほぼ試合が決まってしまったといっても過言ではないほど、苦しい試合となりました。
昨日は龍空選手の本塁打による1点のみ。この日は、アキーノ選手がスタメンに復帰しましたが、4打数無安打2三振。打線全体でも5安打に抑えられ、またも完封負けを喫しました。
0対8とスコアも厳しいですが、スコア以上に力の差を見せつけられた試合。打開策を考える必要がありますが、現在のチーム状況は深刻です。
昨年と変わらない状況
現状、打線で元気なのは打率3割5分7厘を記録している大島洋平選手のみ。昨季、最多安打のタイトルを獲得した岡林勇希選手は、ここまで打率1割台と調子が上がらず。
期待された新外国人選手も、アキーノ選手が打率1割3分、カリステ選手が同2割、アルモンテ選手は同2割2分2厘と苦戦。期待された本塁打は0本で、迫力がない打線となってしまっています。
本塁打、得点数ともリーグ最下位。開幕してまだ8試合ですが、昨年と変わらない状況。この状況を打開する策が必要です。
細川選手の起用
最も有効だと思われるのが、細川成也選手の起用です。主にベンチスタートですが、ここまで打率4割。期待される長打は出ていませんが、好調を維持しています。
現状の野手陣では数少ない好調な選手だと思いますが、スタメン出場の機会は限られています。表には出ていませんが、もしかすると故障を抱えている可能性もあります。あくまで想像の域を出ませんが、スタメン起用が少ない点が気になります。
もし、細川選手が何の不安もなくプレーし続けることが出来る状態であれば、ライトかファーストで起用することが有効だと考えます。
最適な打順
打順の組み方も変える必要があります。1番は積極的な打撃が持ち味のカリステ選手、2番に岡林選手、3番に好調の大島選手を起用する策が、現状は有効だと考えます。
4番には好調の細川選手かビシエド選手を起用し、6番からは木下拓哉捕手、福永裕基選手、龍空選手の並びのままがベストです。
高橋周平選手が復帰した場合、上記の打線は大きく変わることになります。その際、高橋周選手は広角に打ち分けることができることから、6番が良いと考えています。
フロントは早急に動く必要
色々な事情があると思いますが、開幕スタートに失敗した今、これ以上上位チームとの差が開くことは避けたいところ。
この日、2回の代打で大きな左飛を放ったブライト健太選手、溝脇隼人選手、まだ1軍出場のない郡司裕也選手など、ベンチにも良い選手が控えています。
ただ、突然チーム状態が大きく変わることは考えにくいです。トレードや新外国人選手の獲得に向け、フロントは早急に動き出す必要があります。
層の厚いソフトバンクや打撃が売りの西武辺りに、素晴らしい選手が眠っていると思うのですが・・・。
【参考サイト】
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