【中日ドラゴンズ】中島選手・上林選手らを獲得したフロントの本気度! 裏に潜むトレードの影? ~2023秋~
フロントの本気度が伝わってきました。
ドラゴンズが中島宏之選手(巨人)、上林誠知選手(ソフトバンク)、山本泰寛選手(阪神)、育成で板山祐太郎選手(阪神)の獲得を目指しているとの報道がありました。
ドラゴンズ最大の課題は、得点数、本塁打数で12球団最低だった打撃陣です。
今回補強する全員が野手で、本気で改革したいというフロントの意思が伝わってきます。
補強の意図、そして実績ある野手を補強した今後の影響を考えます。
中島選手・上林選手獲得の意図
41歳の中島選手は、代打陣の強化を目的に獲得すると考えられます。
今季のドラゴンズは、試合終盤の反発力に欠けました。引退した福留孝介さんの穴を、最後まで埋めることができませんでした。
状況を打開する一振り、試合の流れを変える一振りが、今季のドラゴンズにはほとんどありませんでした。
中島選手の加入で、相手に与える脅威が増します。
「代打・中島」のカードが残っているだけで、戦い方に幅が生まれ、余裕も生まれます。
上林選手の獲得背景は、前回投稿しました。
下記から是非、ご覧ください。
補強ポイントに合致した山本選手
山本選手の獲得は、内野のバックアップを図るためだと考えています。
今季、内野の複数ポジションを守ることができる堂上直倫選手が引退し、溝脇隼人選手も戦力外通告で退団しました。
一方、今季は村松開人選手、石川昂弥選手、龍空選手などを我慢強く起用し、若手有望株を育てました。
若手を支えるため、内野の複数ポジションを守ることができ、安定感ある守備が持ち味の選手が必要となっていたドラゴンズ。
山本選手は今季、1軍出場がありませんでしたが、2022年シーズンは86試合に出場し、内野の全てのポジションを守っています。
山本選手の補強は、まさに的確だったといえます。
ドラフト含め、積極的な野手補強
今回、内野手2名、外野手2名を獲得したドラゴンズ。
今年のドラフト会議で津田啓史選手(三菱重工East)、辻本倫太郎選手(仙台大)と、即戦力として期待できる内野手を指名していることで、野手を積極的に補強していることが分かります。
獲得が噂される中田翔選手も内野手です。
チームの課題を補うためとはいえ、ここまで積極的に野手を補強した今、トレードが起きるのではと考えています。
新外国人選手も野手!となると・・・
現役ドラフトの可能性もありますが、出番減少が見込まれる野手を放出し、投手を獲得する可能性があります。
今後、新外国人選手の獲得が濃厚ですが、中軸を担う野手を獲得すると考えています。
新外国人選手のポジションは分かりませんが、確実に言えることは捕手ではないことです。
木下拓哉捕手、宇佐見真吾捕手に加え、侍ジャパンに選出された石橋康太捕手がいます。
このことを考えると、内外野問わず、野手を1名放出し、投手を獲得する可能性が高くなります。
いくら投手陣が強力とはいえ、全く補強しないということは故障や不調を考えると危険です。
昨年は衝撃的なトレードが2件
昨年、ドラゴンズは京田陽太選手、阿部寿樹選手と二遊間の主力を放出してまで、実績ある涌井秀章投手、砂田毅樹投手を獲得しました。
今季も衝撃的なトレードが起きても不思議ではありません。
例えば、台湾ウインターリーグの出場メンバーから外れた若手野手は、何やら怪しい匂いがします。
この不安が、思い過ごして終わるといいのですが・・・
とにかく、今回の補強はフロントの本気度が伝わるものでした。素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。
皆様はどのように考えますか?
【参考サイト】