【中日ドラゴンズ】三塁・高橋周選手の安定感! 今後の起用法を考えてみた ~8/4ヤクルト戦~
ここまでの厳しい戦いが嘘のような、全てが上手くいった試合でした。
ヤクルトの守備が乱れたこともありますが、初回から4得点。主導権をガッチリと掴むと、細川成也選手、宇佐見真吾捕手に本塁打が生まれる最高の展開。
先発・松葉貴大投手は苦しみながらも5㌄を1失点。役割を全うし、今季初勝利を手に入れました。
心が晴れるようなプレーが多い中、高橋周平選手が連日の活躍。三塁・高橋周選手の良さが伝わってくる試合ではなかったでしょうか。
GG賞2度の安定感
「7番・二塁」でスタメン出場した高橋周選手。初回に4点目となる適時打を放ち、チームが作ったいい流れに乗りました。
5回からは三塁に守備位置を移し、1死一塁の場面でライン際の打球を好捕。2度のゴールデングラブ賞を獲得した名手なだけに、さすがの守備力を魅せました。
高橋周選手が与える守備の安心感は半端ではありません。厳しい場面になればなるほど、高橋周選手の守備力がチームを救ってくれます。
それぞれの良さ
今季、石川昂弥選手が三塁のレギュラーを務め、出場機会が限られていた高橋周選手。打率は2割台前半と寂しいですが、当たりが戻り始めた今、さすがの活躍を魅せています。
石川昂選手が三塁のレギュラーを簡単に降ろされるとは思いませんが、石川昂選手と違った良さが高橋周選手にはあります。
長打は中々生まれなくても、難しい球を粘り強く捉えて逆方向へ飛ばす技術、鋭い当たりを好捕する守備力。
本来の打撃が戻るのであれば、高橋周選手が三塁のレギュラーを務めてもおかしくはありません。
デメリットの多い起用?
仮に高橋周選手の好調が続く場合、石川昂選手も含めて起用法が難しくなります。
この日のように高橋周選手が二塁、石川昂選手が三塁という布陣も考えられますが、高橋周選手の良さは三塁の守備で生きます。
福永裕基選手、村松開人選手とルーキー達が芽吹こうとしている今、無理して高橋周選手を二塁のレギュラーにする必要はありません。
高橋周選手の良さが最大限生きない、芽吹こうとしているルーキーの出場機会が奪われる。高橋周選手の二塁起用は、デメリットが多いと感じます。
本来の打撃が戻れば・・
高橋周選手を三塁で起用する場合、石川昂選手を一塁、細川選手を右翼で起用する案が考えられます。
ただ、今度はパワフルな打撃を魅せている川越誠司選手の出場機会が奪われることになり、いずれにしても頭を悩ませることになります。
石川昂選手の起用が基本ですが、高橋周選手本来の打撃が戻れば、守備固めだけではもったいないです。
皆様はどのように考えますか?
【参考サイト】