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【現役ドラフト】中日・石垣雅海選手がロッテへ 輝かしい戦歴が千葉で花開く ~12/10~
第3回現役ドラフトが行われ、中日からは石垣雅海選手がロッテに移籍しました。
酒田南高からドラフト3位で中日に入団し、今季がプロ8年目。一塁、二塁、三塁、遊撃を守れる貴重なユーティリティープレーヤーとして存在感を示しました。
順調にキャリア積み上げる
プロ入り後、順調にキャリアを積み上げていた石垣選手。
ルーキーイヤーに1軍初出場を果たし、2年目のフレッシュオールスターでは本塁打を放ってMVPを獲得しました。
これぞ野球の醍醐味といえるバックスクリーンへの本塁打。さらに、無駄のない美しいフルスイングから放った姿はまるで芸術品のよう。
この年は1軍出場を果たすことができませんでしたが、近い将来1軍で大暴れすることを予感させてくれました。
そして、翌年のプロ3年目に巨人・菅野智之投手からプロ初安打。着実にプロ野球選手としての階段を上る姿は頼もしささえ感じました。
竜を底から支える
近年、中日はドラフトで内野手を大量に獲得。今季は村松開人選手、田中幹也選手、福永裕基選手が台頭し、龍空選手も来季に向けて力をつけています。
さらに、昨オフ獲得した山本泰寛選手が存在感を示し、石垣選手に出場機会が中々巡ってきませんでした。
それでも、1軍に昇格すれば内野陣に不測の事態が発生しても対応することができる安心感をチームにもたらしました。
1人で複数の役割をこなすことで、他ポジションの選手に1軍枠を割けるメリットも生まれ、竜を底から支える貴重な選手として存在感を示しました。
ロッテでも重宝
プロ8年間で通算4本塁打、打率.136と、竜では自慢の打法を咲かせることができませんでした。
ただ、内野の複数ポジションを守れることで、ロッテでも重宝されることが予想されます。
リーグも変わり、石垣選手の持つ能力が開花する可能性は十分にあります。
かつて、フレッシュオールスターでMVPを獲得し、菅野投手という大物からプロ初安打を放った輝かしい戦歴。
現役ドラフトの成功組と評される日が待ち遠しいです。