2025ドラフト戦線を騒がせる! 健大高崎エース・佐藤龍月投手は日ハム左腕に似た好投手
日本ハムに在籍する左腕の姿と重なる部分があります。
健大高崎高のエース・佐藤龍月投手です。
2回戦の明豊高戦で先発すると、7回無失点と好投。1回戦の学法石川高戦に続き、1点も奪われることなく先発の役割を果たしました。
佐藤投手は2年生で、ドラフト戦線に名前が挙がるのは来年です。
ただ、センスを感じる投球は2025年ドラフトの目玉になる可能性を秘めています。
佐藤投手の魅力
佐藤投手の魅力は、臆することなく右打者の内角に攻め込めること。
130㌔中盤から後半の直球を次々と内角に投じ、スライダー、チェンジアップといった変化球を生かしました。
右打者の外角高めに抜ける球もありましたが、捕手のミットに収まる直球は美しさを感じます。
余力を残したような、華麗に打ち取ることで観客を楽しませる芸術のようでした。
ドラフト戦線を騒がせる
まだ線が細く、これから球速が伸びることを考えると、2025年のドラフト戦線を騒がせる投手になることは間違いありません。
3回に3つの四球を与えてピンチを招きましたが、2回に芦内澄空選手に安打を打たれて以降、降板する7回まで安打を許しませんでした。
1回戦に続き、球数が100球を超えたところで降板。体が出来上がれば、完封勝利もみえてきます。
2024年ドラフト候補の箱山遥人捕手に導かれ、どこまでスコアボードに「0」を並べるか注目されます。
日ハム・堀瑞輝投手と重なる
佐藤投手を見た時、日本ハム・堀瑞輝投手の高校時代と姿が重なりました。
堀投手は広島新庄高のエースとして甲子園に出場。糸を引くような美しい直球を評価され、ドラフト1位指名されました。
佐藤投手も同じ道を辿る可能性を秘めた左腕です。まだ2年の春ということもあり、成長する時間はたくさん残されています。
変化球に頼らず、今後も右打者の内角をえぐるクロスファイヤーを武器に攻め込めば、球速が今より上がった時に楽しみな投手となります。
チームをベスト8に導いた佐藤投手。ドラフト戦線を騒がせる好左腕です。
【参考サイト】
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