【中日】井上一樹監督の秘密兵器に? 2023年ドラフトが熱を帯びてきた理由 ~10/30~
昨年の同時期には、想像もできないような現実が待っていました。
それと同時に、これほど来季以降が楽しみな年もありません。
2023年ドラフト1位・草加勝投手はトミー・ジョン手術からの復活を目指し、同6位の加藤竜馬投手は野手転向。
井上一樹監督の秘密兵器となる予感がプンプンします。
プロ1年目の今季は・・・
昨年のドラフト会議終了後、草加投手は大卒1位右腕、加藤竜投手は社会人出身右腕ということもあり、1年目から期待していました。
しかし、1月の新人合同自主トレ中に草加投手が離脱。加藤竜投手は春季キャンプで1軍入りしたものの、開幕は2軍スタート。
草加投手は今季絶望となり、加藤竜投手は2軍で9試合に登板したものの1軍登板はなし。
プロ1年目から1軍のマウンドに立つことの難しさ、厳しさを日々痛感させられる1年となりました。
長い目で育ててもらえる可能性
来季、草加投手はリハビリが順調に進めば実戦復帰できるだろうと見込んでいた中、予想もしていなかった加藤竜投手の野手転向。
草加投手はもちろん、加藤竜投手は野手としてプロの舞台で実戦デビューしておらず、大きな期待と共に未知数であることは間違いありません。
ただ、感覚としては楽しみな新戦力が2人加わったよう。
草加投手は年度を代表するドラ1右腕、加藤竜投手は来季から育成契約ということで、来秋に契約を打ち切られることはないでしょう。
大きな試練に襲われるかもしれませんが、井上監督の秘密兵器として長い目で育ててもらえることが予想されます。
来春の楽しみ
もし、2人が将来的に活躍すれば、珍しくも華やかなストーリーが生まれます。
加藤竜投手は来季26歳と決して若くはありませんが、井上監督は草加投手を含め即戦力としてバリバリ計算しているわけではないでしょう。
まずは実戦で経験を重ね、大きな故障なく、少しずつ自分の色を出せていけば文句なしではないでしょうか。
井上監督の秘密兵器を、来季から2軍監督を務める落合英二氏がどのように育てるのか、来春の楽しみがまた1つ増えました。
【参考サイト】
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