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【中日】Aクラス復帰がみえた!? 立浪竜の進むべき道が開けた試合とは ~5/5~
◇5月5日 中日6-3ヤクルト(神宮)
2024年、立浪竜の進むべき道が開けた試合でした。
中日の先発・高橋宏斗投手が8回2/3、3失点で今季初勝利。完封、完投は逃しましたが、6者連続を含む11奪三振。チームの連敗を止めました。
打線も、石川昂弥選手、細川成也選手に本塁打が飛び出す理想の展開。中田翔選手が休養日だということを感じさせない、内容のある6得点でした。
前日(5月4日)、先発の柳裕也投手が1回2/3で降板。久しぶりに先発が好投した試合に、中日らしさとAクラス復帰へのカギが詰まっています。
立浪監督に批判が集まっていた可能性
この日、高橋宏投手が好投しなければ、大きな批判が立浪監督に集まっていました。
前日先発の柳投手が異例のベンチ入り。4月30日に2軍で114球の熱投をみせていた根尾昂投手のリリーフ待機。藤嶋健人投手以外、連投になる事実。
壊れてもおかしくない橋を渡るような、いつも以上に勝利と内容を求められた試合。
もし、高橋宏投手がKOされていれば・・・。
若き右腕の好投が、チーム全体を救いました。
中日の土台は・・・
先発が好投することで、中日らしい野球ができることが分かった試合。
前日、3-7から追いついた打線の粘り強さも加わり、Aクラス返り咲きが現実のものになってきました。
中田選手や上林誠知選手、中島宏之選手など大型野手を補強して挑む今季ですが、中日の土台は投手陣。Aクラス、優勝に向けたカギも、投手陣が握っています。
この日、板山祐太郎選手を支配下登録しました。しかし、この先を見据えれば、投手を補強する必要があるということがハッキリと分かった試合でもあります。
立浪竜の進むべき道
壊れてもおかしくない橋を、高橋宏投手の好投によって無事に渡った立浪竜。
1日で順位が変動する位置にいますが、Aクラスと借金完済が目前のところまで来ています。
今季の勝ち方を改めて体現したような1勝。立浪竜の進むべき道がハッキリと見えています。
【参考サイト】