【中日】村松開人選手・福永裕基選手の可能性を広げるために 初回の攻撃に新たな選択肢を ~8/3~
◇8月3日 広島4-1中日(マツダ)
この日も、村松開人選手、福永裕基選手の1・2番コンビで挑んだ竜打線。
初回、村松選手が内野安打で出塁し、福永選手が犠打。しかし、得点圏に走者を進めることができず、1死一塁から再スタートとなりました。
ようやく形になりつつある上位打線。立浪和義監督の意図は伝わる中で、2人の可能性を広げるには別の作戦も考える時にきています。
立浪監督の意図
広島の先発は森下暢仁投手。好投手であることは間違いはなく、前日完封負けを喫している中日にとって、厳しい相手でした。
その森下投手から先制点を奪い、試合の主導権を握りたい。
立浪監督の意図はサインから十分伝わり、福永選手に犠打を命じました。
仮に成功していれば、1死二塁のチャンスでクリーンナップを迎えます。
得点できたかは分かりませんが、少なからず森下投手にプレッシャーを与える攻撃ができていました。
強攻策という選択肢
一方で、現在の福永選手の調子、過去の打席で犠打をやりにくそうにしていたことを考えると、強攻策という選択肢も浮かびます。
併殺打で2死走者なしになるリスクはもちろんありますが、福永選手は試合前時点で4試合連続安打中。打率も3割に迫り、打線を引っ張っていました。
1死二塁でクリーンナップに託すことも大切ですが、無死一、二塁、もしくは一、三塁というビッグチャンスを作ることも可能です。
村松選手は、直近3試合で3安打、4四球と1番打者の役割を果たしていました。好調な上位打線の可能性を広げるためにも、強攻策という選択肢も考える時がきています。
上位打線を活かすために
犠打を成功させて得点できていた可能性も、強攻策で併殺打に打ち取られて流れを失っていた可能性もある攻撃。
結果は犠打失敗で、1死一塁からクリーンナップが打ち取られたという事実だけが残りました。
立浪監督の意図も伝わるだけに、作戦の1つとしては当然選択肢に浮かびます。
ただ、現在の村松選手、福永選手の調子を考えると、ビッグチャンスの可能性も秘めています。
試合展開、相手投手等で作戦は変わりますが、形になりつつある上位打線を活かすには、初回から強攻策という選択肢も必要です。
【参考サイト】
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