【中日】ビシエド選手抹消でDHはどうなる? 石川昂弥選手も不在で浮かぶ選択肢 ~6/9~
◇6月9日 中日3-1楽天(バンテリン)
試合前、ビシエド選手が抹消されました。6日のソフトバンク戦で今季初本塁打を放ちましたが、今カードの楽天戦は計4打数無安打。
ここまで15試合に出場して打率.209、1本塁打、2打点と本来の成績ではありませんでしたが、DH(指名打者)が使える6連戦を前に抹消。
5日には石川昂弥選手も抹消しており、15日以後でなければ登録できません。
立浪和義監督は、DHに誰を起用してくるのでしょうか。
カリステ選手の調子を考えると
最有力なのが、中田翔選手です。
6日からベンチスタートが続いていますが、オフにみせた目玉補強の一人です。ここまで、立浪監督も積極的に起用しています。
コンディションが万全であれば一塁での出場も考えられますが、DHが使える試合で無理して起用する可能性は低いです。
8・9日に一塁でスタメン出場したカリステ選手が、今カード6安打2打点と大暴れ。
スタメンから外す理由がなく、中田選手をDHで起用することが予想されます。
ディカーソン選手・宇佐見捕手の可能性
ディカーソン選手、宇佐見真吾捕手をDHに据える可能性もあります。
5月31日のオリックス戦では、ディカーソン選手をDHで起用し、大島洋平選手をスタメンに起用しました。
相手投手に合わせ、大島選手や上林誠知選手を起用する策が考えられます。
ただ、両者とも打率が2割ギリギリ。2番か、それとも下位打線か。打順の組み方がポイントになります。
宇佐見捕手は、1軍復帰後打率.462と好調。加藤匠馬捕手にスタメンマスクを任せ、宇佐見捕手の打力に期待する策が考えられます。
宇佐見捕手をDHで起用すれば、期待の2年目・山浅龍之介捕手の出番が増えることも予想されます。
勝ちながら育成する、理想の流れを生み出すことができます。
立浪監督の手腕問われる
この日、先発した松葉貴大投手を抹消し、2軍から野手を昇格させる策も考えられます。
大砲候補はいませんが、2軍で2試合連続マルチ安打と好調の高橋周平選手が復帰する可能性もあります。
DHが使える6連戦を前に、事情は分かりませんが石川昂選手、ビシエド選手が抹消された事態。
DHが使えたオリックス3連戦(5月31日~6月2日)では、ディカーソン選手、石川昂選手、中田選手とDHを固定しませんでした。
しかし、この間の得点は1・2・2と、打線が爆発したとは言えません。
立浪監督の手腕が問われます。
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