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【中日】松葉貴大投手がOP戦開幕投手を務めた意味 井上監督の期待と信頼 ~2/22~
◇2月22日 オープン戦 中日1-5ロッテ(北谷)
2025年、中日のオープン戦開幕投手は松葉貴大投手でした。
公式戦ではなく、調整段階であることは分かっていますが、ちょっぴり特別感のあるオープン戦初戦のマウンド。
対戦相手のロッテは開幕投手候補の小島和哉投手がマウンドに上がり、他球場では開幕投手に内定している巨人・戸郷翔征投手が登板しています。
3月28日の開幕戦に向け、大きな一歩を踏み出した特別な1日。その試合で井上一樹監督は松葉投手を先発起用しました。
期待の若手や新戦力を試せる時期の中、プロ13年目のベテランに対する期待と信頼を寄せていることが伝わってきます。
松葉投手は読谷(2軍)スタートでしたが、安定感ある投球は過去のシーズンで証明済みです。昨季は17試合に先発し、今季も先発ローテーションの一員として期待されます。
オープン戦の勝敗はそこまで重要ではありません。昨季、中日はオープン戦でソフトバンクと同率1位に輝いたものの、公式戦では3年連続最下位でした。
悔しい思いをしたシーズンからの逆襲に向け、監督が交代し、新生ドラゴンズとしてスタートを切った2025年シーズン。
その1つの節目として、井上監督が先発マウンドに松葉投手を起用した意味。小笠原慎之介投手がメジャー、福谷浩司投手も日本ハムに移籍した中で、先発陣を支えてほしいという思いが伝わってきます。
松葉投手はこの日、ボール先行になる場面もありましたが、2回を無安打無失点と好投しました。
チームは8・9回に5点を失って敗れたものの、オープン戦開幕投手の役割を見事に果たした1日。
ベテランが先発ローテを支える。今季のキーワードとなるかもしれません。
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