【プロ野球】巨人の積極補強に要注意!? 的確な補強が脅威に! 〜2023〜
巨人が、ケラー投手(前阪神)を獲得しました。
今オフ、積極的に投手を補強し、チームの弱点を補おうとしています。
気持ちがいいくらい一貫性があり、的確な補強を行う巨人。
FA市場で大金を使っていた姿から変化し、セ・リーグに脅威を与えています。
今オフ5人目の実績者
ケラー投手は今季、中継ぎとして27試合に登板し、防御率1.71と好成績を残しています。
現役ドラフトでは、阪神から馬場皐輔投手を獲得。
通算106試合登板、22Hの実績があります。
トレードでも、通算204試合登板の近藤大亮投手、同118試合登板の泉圭輔投手、同107試合登板の高橋礼投手を獲得。
チーム打率、本塁打数でリーグトップを記録したのに対し、チーム防御率はリーグ5位に沈み、Bクラス低迷の要因となっていた投手陣。
今回の補強で、今オフ5人目の実績者を獲得する巨人。補強意図が痛いほど伝わる、明確な補強です。
的確補強は脅威
実績ある投手を次々に補強し、チームにフィットすれば、リーグ優勝を目指せるチームになります。
中田翔選手、ウォーカー選手、ブリンソン選手と強力打線を支えた選手が一部退団していますが、強力打線は健在です。
FA市場で大金を使い、各チームの主力選手を獲得することも脅威ですが、的確に補強する今オフの方が脅威を感じます。
全てが上手くハマった時、セ・リーグ5球団は対抗できないのではと思わされる補強です。
カギを握る2つのポイント
5位に沈んだヤクルトも西川遥輝選手や嘉弥真新也投手を獲得し、確実に戦力アップを図りました。
6位の中日も、中田翔選手や中島宏之選手、上林誠知選手を獲得し、課題の打撃陣を補強しました。
Bクラスに沈んだチームが積極補強をみせ、戦力差が縮まっています。
混戦模様のセ・リーグ。
抜け出すには、他球団がマークしていない新戦力の台頭、監督の采配が例年以上にカギを握ります。