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【中日】3連敗の要因は? 復帰が待たれる3投手の名前 ~4/20~
2回裏の7失点で、試合がほぼ決まりました。
エース・大野雄大投手の今季2度目の登板は、2回持たずKO。チームは3連敗を喫しました。
連日、梅野雄吾投手と土生翔太投手が登板し、勝野昌慶投手も40球投じるなどリリーフ陣の負担が高まっています。
チームが好調な時も「勝利の方程式」に負担がかかり、100試合以上残る日程を考えると不安が襲ってきます。
3連敗の要因は一体何なのか、そしてリリーフ陣を救う3投手の復帰が待たれます。
先発投手の四死球
3連敗の要因は、先発投手による四死球です。
この日、大野雄投手はイニングの先頭(近本光司選手、ノイジー選手)に四球を与え、ともに失点に繋がりました。
前日(4月19日)に先発したメヒア投手は、失点した4回の先頭打者に四球。
18日のヤクルト戦に先発した柳裕也投手は、青木宣親選手に押し出し四球を与えています。
共通しているのが、奪った三振よりも与えた四死球が上回っていることです。
全ての四球が悪とはいえませんが、イニングの先頭打者や満塁といった四球を与えてはいけない場面では、チームに大きなダメージを与えます。
チームが単独首位に躍り出た時、四死球数が少ないことが多くの評論家やファンに注目されました。
先発投手が四死球を最小限に抑えられるかが、連敗を止めるカギとなります。
故障発生なら批判も
連敗中、梅野投手と土生投手に負担がかかりました。
梅野投手は3連投を解禁し、18日のヤクルト戦ではイニング跨ぎを行いました。
ルーキーの土生投手は、2軍戦を含めて3連投。この日は、3イニングを投げるロングリリーフをこなしました。
もし、故障が発生すれば確実に登板過多だと批判される起用法。
先発投手が試合序盤にKOされ、リリーフ陣に負担がかかる状況であることは仕方ありませんが、疲労や長いシーズンを見据えた時に心配になります。
復帰待たれる3投手
今すぐではありませんが、リリーフ陣を救うために復帰が待たれる3投手がいます。藤嶋健人投手、岩嵜翔投手、田島慎二投手です。
藤嶋投手はこの日、2軍戦で実戦復帰。1イニングを無失点に抑え、復帰に向けて大きな一歩を踏み出しました。
本来であれば、開幕1軍入りが確実だっただけに、順調に調整すればリリーフ陣を救う存在となります。
育成の岩嵜投手は今季、2軍で10試合に登板。2セーブを挙げ、防御率2.00と好投しています。
支配下登録を勝ち取らなければいけませんが、通算300試合登板と実績は充分です。こちらも順調に調整すれば、リリーフ陣にとって大きな戦力になります。
田島投手は、2軍で6試合に登板して防御率0.00。開幕直前の3月17日までオープン戦で登板しており、リリーフ陣に空きが生まれれば即戦力として期待できます。
プロ13年目の田島投手は、何度も修羅場をくぐり抜けてきました。守護神を務めた時期もあり、苦しい状況で頼れる存在です。
まだ4月。貯金も残っているとはいえ、かすかに雷雲が近づいています。
【参考サイト】