その一歩は地域の未来を変える!?「見回り活動」のその先にあるもの
今週の見回り活動
歩きのチームが4人/4人/5人と外周周りの乗車パトロール2名の計15人で
地元中学校区を4コースに分かれ
約1時間半の見回り活動を実施しました。
見回り活動において声かけを行うのは主に2点
①くらい時間まで遊ぶ子どもたちへの声かけ
②無灯火の自転車への声かけ
今回の活動で声かけ実績は下記の通り
・夜間の公園で遊ぶ中学生4人組への声かけ1件
・無灯火自転車(大人)への声かけ3件
さて、本日の活動を共に行なったA班の班長さんは
活動歴16年のベテランTさん(60代・若手)
地元町内会では長年町内会副会長を担われているそうです。
魅力的な地域人財Tさん
新人さんや若い方とのコミュニケーションも
上手であり班のメンバーから人気があります。
時代には合わなくなりつつありますが、
懇親会などでは宴会芸などもコミカルにこなしつつも
町内会での副会長歴も長いことからもわかる通り
抑えるべき勘所をしっかりと持っていらっしゃる
非常に頼れる人物。
ただ、見回り活動での指摘する内容が
そこまで僕らが気にする必要あるかな?と
疑問に思うことがありました。
ビールやアルコールの空き缶放置問題
Tさんがやたらと問題視する案件
最初はそんな細かいことを
見回り活動でどうこう言わなくてもいいのでは?と
あくまで、子どもたちへの声掛けが活動の本分なので、
余計な仕事を増やさなくても、、、
と考えていました。
しかし、より良い地域とは?と考えた時
浅い考え方だったなと途中で気がつき、
自分の考え方を反省しました。
地域のコモンズや持続可能性を考えていく上では
むしろTさんのような方をいかに守り立てていけるかが
重要なのだと
物事を考える視点が変わりました。
アルコールについて小学生や中学生は、
家庭や学校で、その危険性を厳しく教育されているがゆえの
興味関心の対象になり得ます。
興味本位で飲み残しの缶で遊んでしまう可能性は十分あります。
タバコの吸い殻だって小さな子が食べちゃうかも知れない。
普段、意識してないと見落としがちなのですが
公共空間とは様々な人と共有している空間
マナーや配慮というのは
非常に大切なものなんだなと。
ここでふと、見回り活動をしていて
何気なく指導をしたことがあるいくつかの事例にも思い当たります。
暗がりでちょっといい雰囲気を楽しむ子どもたち
そんなデバガメみたいな声かけしなくても
とも思われるかもしれません。
僕も最初の頃は、苦笑いをしつつ
そこはそっとしておいてあげてもいいのでは?とも
思っていた時期もありました。
ただ、しばらく見回り活動に携わるようになると
この地区での、不審者情報や付き纏い事案など
案外危ない状況が身近に多いことを知るようになります。
その状況を知ってしまうと
暗がりの公園に無警戒にいる子どもたちの危うさに気がつきます。
さらには
この地区の公園の暗がりには学生カップルが多いなんてことが
有名になってしまうと
そこにはよからぬ輩、不審者だとか、犯罪者とか
結構危ない人たちを引き寄せることにもなりかねないです。
実際、昔から女子大があった関係で、不審者の多い地区という
側面もあったりします。
でも、どのくらいその危険が身近にあるものなのか
あまり一般的には知られてません。
だから中学生や高校生にはしっかり教えてあげる。
帰りはちゃんと2人帰って、相手を家まで見送るんだよと。
実際、家の玄関の前まで付き合ってまとわれると言う事例も
年に数回は発生しており、警察からも連絡があったりします。
ちょっとしたリスクと隣り合わせだったりするんだ。よってことを
子供たちに教えてあげるのも大切なこと。
地元町内会や警察任せでは無理じゃないですか?
こういうことを誰がやれるのかって言うと、
まぁその地区の町内会単体では正直継続させていくのは難しい
警察は事件が起これば動いてくれますが、
予防として、普段から見回り活動をやれるかなると
そのほかにもお仕事ありますので、
いつでもというわけにはいかない。
こういった活動を
ボランティアで地域の人たちがやれている状況にあるというのは
奇跡的なことだと思ってます。
"見回り活動"の強みとは
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