#04【マンガ学】批判に対して抗議するより、形にする〜宇宙兄弟〜
ご訪問ありがとうございます!
坂本恭通(やすゆき)です。
今回、マンガで学ぶ!
宇宙兄弟の第4回目書いていきます!
※前回は、
#03【マンガ学】人を選ぶのは、人の感情〜宇宙兄弟〜
こちらも合わせてどうぞ!
宇宙兄弟ってどんな漫画?
出典:小山宙哉『宇宙兄弟 3』
宇宙兄弟は、『モーニング』(講談社)で
連載してる宇宙飛行士を
テーマに書かれた漫画。
宇宙飛行士としての夢を
叶えた弟、日々人(ヒビト)。
諦めかけた兄、六太(ムッタ)。
『俺ら2人で宇宙飛行士になるぞ!』
という幼少期の誓いを叶えるため、
ドラマチックに描かれる成長過程が人気の漫画。
第56回小学館漫画賞(一般向け部門)
第35回講談社漫画賞(一般部門)をダブル受賞。
2020年12月現在で、38巻。
累計2500万部を超える大ヒット漫画。
シーン:宇宙開発の批判に対する抗議文
宇宙飛行士の3次試験を受けるムッタたち。
2週間を閉鎖ボックスの中で過ごす中、
1つの課題として、宇宙開発に対して反対する
人への抗議文の作成が出題される。
出典:小山宙哉『宇宙兄弟 3』
各々が宇宙開発をする意義をまとめる中、
ムッタは、30分かけて紙に1本の線を書いただけだった。
3次試験のメンバーのやっさんにつっこまれる中、
ムッタの回答は、白紙。
『抗議しない』という答えでした。
出典:小山宙哉『宇宙兄弟 3』
ムッタは、価値観の違う人に対して、
いくら宇宙の魅力や意味を言葉を並べても、
伝えるのは、難しい。
だとしたら、実際に宇宙につれていくしかないと。
出典:小山宙哉『宇宙兄弟 3』
そのうち、宇宙が近い時代が来て、
飛行機のように当たり前になり、
誰も文句を言わなくなると。
しかし、それは、未来の話であって、
今現在のこの時点で抗議する必要がある!
という意見にムッタは、
”心配ないよ 日々人がいる
もうすぐ日々人が月に立つんだ
日本人が初めて月に行くんだよ
みんなきっとワクワクしながら
夜空を見上げると思うな
そしたら、みんなの意識に宇宙が降りて来て
もっと宇宙が近くなる
誰に批判されたって
日々人が帳消しにしてくれるよ”
出典:小山宙哉『宇宙兄弟 3』
まとめ:理屈でなく結果・行動で明かす
いかがでしたか?
今回のシーンでは、
言葉を並べるのではなく、実際の行動で明かす
ことが学べました。
今回のシーンで面白いところは、
宇宙開発してる側には、宇宙に対する想いがあり、
反対してる側にも、反対するだけの理由がある。
つまり、どちらが良い悪いということが、
一概に言えない。
社会に出ると、すべてを白か黒で判断できる
方が少なくなってくるなと感じます。
なので、議論で理解を深めることも大事ですが、
相手がぐぅの音も出ないほど、納得するものを
創り出すよう仕事も私生活も取り組んでいこうと
思いました。
次回もマンガで学ぶ!
投稿していきます。
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