#12【マンガ学】教わる資格~HUNTER×HUNTER ~
ご訪問ありがとうございます!
坂本恭通(やすゆき)です。
今回は、マンガで学ぶ!
HUNTER×HUNTERの第12回目書いていきます!
※前回の記事も合わせてどうぞ!!
HUNTER×HUNTERってどんな漫画?、
出典:冨樫義博『HUNTER×HUNTER6』
HUNTER×HUNTERは、
『ジャンプ』(集英社)で連載されている
冒険漫画。
主人公のゴンは、
怪物・財宝・美食・遺跡・幻獣など
希少なものを追求するハンターである
父親ジンに会うため、ハンターになるべく旅立ちをする。
冒険の中で、仲間との絆や
絶体絶命の状況を乗り越え、
成長する様を描いた冒険漫画。
シーン:ズシの力、ネンとは?
修行と資金つくりのために、天空競技場を登るゴンとキルア。
そこで出会ったズシとバトルするキルアだが、
ズシの異様な打たれ強さと、ある構え”レン”をしたときの
異様なイヤな感じに違和感を覚えます。
”レン”が気になる2人。キルアはもっと上の
クラスいけば同じようなやついるかもと言いかけると、
『それよかズシに聞いた方が早いんじゃない?』
と提案するゴン。
出典:冨樫義博『HUNTER×HUNTER6』
ズシに聞くと、ネンの修行の1つがレンであると、
怒涛の専門用語の嵐で何を言ってるか
分からないゴンとキルア。
その場面を見ていたズシの師匠のウィングさんは、
『いつから人に教えられる程物を修めたのかな?』
とズシをたしなめます。
出典:冨樫義博『HUNTER×HUNTER6』
ウィングさんは、昔の訓辞に、
『物事とは中途半端に知ることで何も知らないより
分らなくなる』とネンについて知ることへの忠告をします。
しかし、キルアは今知りたいんだと食い下がり、
ウィングさんの宿でネンについて教わることに。
ネンとは、心を燃やす『燃』のことであり、
意思の強さであり、
『点』で、心を1つに集中し、目標を定める。
『舌』で、その想いを言葉にする
『錬』で、その意思を高め
『発』で、それを行動に移す
そして、ウィングさんは実演として、
『今から君を殺す』というレンをキルアに向けて、
圧倒するのでした。
出典:冨樫義博『HUNTER×HUNTER6』
ゴンとキルアが去ったあと、修行を続けるズシだが、
『師範代、どうして2人にウソをついたんですか?』
とウィングに問うズシ。
ネンについて、説明した『燃』は教える権利がない人に
向けた方便であり、本当は『念』。
『念』は使い方1つで、おそろしい武器になってしまうため、
教える者は、相手を見極める必要があったのでした。
出典:冨樫義博『HUNTER×HUNTER6』
気づき:教わる資格と教える責任
いかがでしたか?今回のシーンでは、
・出来る人にすぐ聞いた方が早いこと
・教わるにも資格がいること
・教える側も誰にでも教えるわけでないこと
が学べました。
ゴンの素直にすぐ、ズシに聞こう!という
質問できる力も大事ですし、
ズシの自分も学んでる最中なのに、
誰かに教えてしまった失敗も自分事で気をつけようと。
そして、何より、ウィングさんが念について、
簡単に教えてくれなかったこと。
これは、仕事や私生活でも、何か教わるとき、
その人の培った秘伝のタレを誰にでも教えるか?
といったら答えはノーだよなと。
ホントにコイツは、学ぶ気あるのか?
ただ知りたいだけじゃないのか?と教わる側の
姿勢やそもそも教えたいと思える人柄なのか?
何か教わる際は、自分の身の振りを考えて、
教えてもらえる自分になるよう研磨しようと思いました。
次回もマンガで学ぶ!
投稿していきます。
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