中国現代詩を味わう
今回も徐志摩の詩を勉強の一環として翻訳しました。
私の翻訳文↓
「落ち葉の小唄」
ひとしきり、声が階段を上っている
(僕は夢のそばにいる)
声はきっとあの子だ、僕は想う———
こんな夜更けに!
ひと声、窓をつつく音がする
(僕は寝床によりかかっている)
きっとあの子が遊びにきたんだ、——ほら!
僕は残念だけど気が引けるんだ
ひと声、僕の布団に近づいている
僕は言う(半分は夢、半分は迷い)——
「君はいつも僕をわかってくれない、君はどうして僕を悲しませるのか!」
ひと声、僕の枕辺でため息が落ちる
(僕はすでに夢の中で恋をしているんだ)
「私はあなたを受け入れる」君が言う——熱い涙をためながら
僕の顔を熱烈に熱くしてくれ!
この音が僕の夢をいらいらさせる
(庭に落ち葉が舞う、ひとしきり、またひとしきり)
夢から覚め、意識が戻る、いらいらさせる—それは秋の声だったんだね!
原文↓
落叶小唱
一阵声响转上了阶沿
(我正挨近着梦乡边;)
这回准是她的脚步了,我想——
在这深夜!
一声剥啄在我的窗上
(我正靠紧着睡乡旁;)
这准是她来闹着玩——你看,
我偏不张皇!
一个声息贴近的我的床,
我说(一半是睡梦,一半是迷惘:)——
“你总不能明白我,我又何苦
多叫我心伤!”
一声喟息落在我的枕边
(我已在梦乡里留恋;)
“我负了你”你说——你的热泪
烫着我的脸!
这音响恼着我的梦魂
(落叶在庭前舞,一阵,又一阵;)
梦完了,啊,回复清醒;恼人的——
却只是秋声!