今回は、勉強法2つをご紹介します。 まず、言語交換パートナーに教えてもらったことから書きます。 そり舌音のzhi chi shiができるようになったら、次は、iとuをはっきり発音すると中国語っぽく聴こえるということです。 実際、家でリスニングのスクリプトをiとuを意識しながら、自分の音読した音声を録音して聴いてみました。 元々私の声は低いのですが、低いなりに、中国人のような、あの独特な高い音が出ている気がしました。 次に、私の最近やっている勉強法をご紹介します。
お久しぶりです。 9月に友人と2泊3日の台湾旅行に行ってきました。 台北の永康街、故宮博物院、九份、迪化街に行ってきました。 初めて台湾に行きましたが、現地の方々と中国語でなんとかやりとりでき、嬉しい限りです。 中山駅近くの誠品書店で購入した詩集がとても良かったので、ご紹介します。 誠品書店は、台湾の大型書店チェーン店だそうです。日本の蔦屋のような雰囲気のところでした。 意外なことに、日本の書籍がたくさんありました。 雑誌が特に多く、絵本も日本の絵本の翻訳版が目立
言語交換パートナーのオシンちゃん(仮名)から、中国のお土産をいただきました。 碧螺春という中国江蘇省の緑茶を使ったお菓子です。 正式名称は、「碧螺春茶酥」。 ザックリ訳すと、緑茶パイでしょうか? 酥は、古代ではバターを意味し、小麦粉を油でこね砂糖を加えて焼いた菓子の総称だからです。 一見、映画「千と千尋の神隠し」に出てくる苦団子のようですが、とっても美味しい。 緑色の表面は、口溶けがよく、緑茶特有の香りがふわっと広がります。真ん中にお茶を混ぜた餡子が入っているので
HSK6級を先月受けましたが、成績照会が見られました。 結果は以下のとおりです。 听力66 阅读60 写作70 総得点196 今回は、3回目の挑戦でした。低い点数ですが、私にとっては嬉しい限りです。 参考になるかわかりませんが、合格体験記として残したいと思います。 HSK6級は、合格という概念がありません。しかし、試験側の情報によると180点以上で6級の能力があるとみなせるそうです。 全体として言えることは、日々努力すればHSK6級180点以上は取得可能だということ
私は、最近中華圏の雑貨に興味を持つようになりました。 元々雑貨や文房具が好きで気に入った小物があれば、ちょくちょく買っていました。 Instagramで七宝焼を見て、虜になりました。伝統的なボタニカル模様と独特な色使いがたまりません。 勉強の合間に古道具屋や雑貨屋を覗くことが癒しです。 古道具屋で七宝焼の爪楊枝入れを見つけた時は、宝物を見つけたようでした。
お久しぶりです。 中国の徐志摩の詩を翻訳してみました。 これからも続けていきたいと思います。 訳↓ 「誰がために」 寝床にいる僕のそばで声がした (半分は夢。半分は迷い) 「君は僕のことを解っちゃいない、なぜ君はこんなにも苦しみ、そして僕を悲しませるんだ」 僕の枕元で吐息が漏れた 「私はあなたに負けたわ」と君は言う 君の涙が僕の顔に君を焼き付ける 声が夢で悩ませている (落ち葉は庭で舞う。ひとしきり、またひとしきり) 夢は終わり、目が覚めた。 なんだ、ただ秋の声だった
幼い頃から記憶力が良かった。 ただし、「勉強以外」の記憶力が良かったという方が的確だ。 小学生時代、6年間同じクラスだったA子ちゃんが高学年まで鼻くそをほじり続けたことに始まり、 全焼してしまったお寺の子に意地悪を言った男の子の吐いた言葉、 祖母が長らく通っていた美容室で飼っていた歴代の犬の名前など。 どうでもいいことを今も仔細に覚えている。その時の景色も含めて。 一方、勉強の記憶力の方は昔から人の3倍はかかる。 翻訳者になるため、毎日中国語を勉強している。用例辞典を購入
神保町 前回会った日、シャオリーに火鍋をご馳走になった。その時、次回は私が神保町へ案内する約束をした。 神保町は、古書店街である。その中に新刊の中国語書籍専門店が私が知る限り、2店舗ある。 すずらん通りにある内山書店と東方書店である。 日本語の古本はとても魅力的だが、シャオリーには是非、内山書店と東方書店を紹介したかった。 中国を日本でも少し感じられる空間を提供したかったからだ。 靖国通り しかしまずは、王道の靖国通りの古書店街を紹介しなくてはならない。神田古本ま
きっかけ 久々に学生時代の中国人の友人アイアイと池袋で飲んだ。 その際、彼女の従兄弟を飲み会が終わり帰宅したあと、SNSを通じて紹介された。 都内の大学に通う2年生の李傑くん。日本語に苦手意識がまだあり、中国人コミュニティ以外には社会的繋がりがほぼなく、日本人の会話練習相手が欲しいらしいのだ。 やりとり LINEでは シャオリー「李傑です。私のことは、小李(シャオリー)と呼んでください。」 私「私は玉子といいます。オタマと呼んでください。」 シャオリー「わかりま
久しぶりに訪れた神保町で『清朝の王女に生れて』という本を購入した。 この日は、1冊だけ買う!と決め、出かけていた。 私は、いつも神保町に行くと爆買いをし、翌日からの買い物をするお金がなくなり、後悔するのが常であった。 神保町には、本棚を1コーナーずつ個人に貸している不思議な本屋「passage」がある。そこで購入した。 本棚と本棚の間には関連性はない。棚ごとに店主が違うからで、その点が私の気に入っているところだ。面白い。 私が購入した店舗は、2階建てである。1階が一
今回も徐志摩の詩を勉強の一環として翻訳しました。 私の翻訳文↓ 「落ち葉の小唄」 ひとしきり、声が階段を上っている (僕は夢のそばにいる) 声はきっとあの子だ、僕は想う——— こんな夜更けに! ひと声、窓をつつく音がする (僕は寝床によりかかっている) きっとあの子が遊びにきたんだ、——ほら! 僕は残念だけど気が引けるんだ ひと声、僕の布団に近づいている 僕は言う(半分は夢、半分は迷い)—— 「君はいつも僕をわかってくれない、君はどうして僕を悲しませるのか!」 ひ
中国の詩人・散文家の徐志摩の作品を勉強のつもりで翻訳しました。 雪花的快乐 假如我是一朵雪花, 翩翩的在半空里潇洒, 我一定认清我的方向—— 飞扬,飞扬,飞扬,—— 这地面上有我的方向。 不去那冷寞的幽谷, 不去那凄清的山麓, 也不上荒街去惆怅—— 飞扬,飞扬,飞扬、—— 你看我有我的方向! 在半空里娟娟的飞舞, 认明了那清幽的住处, 等着她来花园探望—— 飞扬,飞扬,飞扬,—— 啊,她身上有朱砂梅的清香! 那时我凭藉我的身轻, 盈盈的,沾住了她的衣襟, 贴近她柔波
今回が胡適の詩の翻訳を最終回にしたいと思います。 次回は、徐志摩の詩を翻訳したいと思います。 どうぞ胡適の詩をご賞味ください。 四月二十五夜 吹了灯儿,卷开窗幕,放进月光满地。 对着这般月色,教我要睡也如何睡! 我待要起来遮着窗儿,推出月光, 又觉得有点对他月亮儿不起。 我终日讲王充,冲长统,阿里士多德,爱比苦拉斯,……几乎全忘了我自己! 多谢你殷勤好月,提起我过来爱怨,过来情思。 我就千思万想,直到月落天明,也甘心愿意! 怕明朝,月密这天,风狂打屋,何处能寻你! 1
今回も勉強のつもりで胡适(胡適)の詩を翻訳します。 老鸦 一 我大清早起, 站在人家屋角上哑哑的啼 人家讨嫌我,说我不吉利;— 我不能呢呢喃喃讨人家的欢喜! 二 天寒风紧,无枝可栖。 我整日飞去飞回,整日里又寒又饥。— 我不能带着鞘儿,翁翁央央的替人家飞; 不能叫人家系在竹竿头,贱一把小米! 三溪路上大雪里一个红叶 雪色满空山,抬头忽见你! 我不知何做,心里很欢喜; 踏雪摘下来,夹在小书里; 还想做首诗,写我喜欢的道理。 不料此理狠难写,抽出笔来还搁起。 1917 (
今回も胡适(胡適)の詩を勉強のつもりで翻訳します。 梦与诗 都是平常经验, 都是平常影象, 偶然涌到梦中来, 变幻出多少新奇花样! 都是平常情感, 都是平常言语, 偶然碰著个诗人, 变幻出多少新奇诗句! 醉过才知酒浓, 爱过才知情重;——— 你不能做我的诗, 正如我不能做你的梦。 (私なりの訳) 夢と詩(うた) みんな、いつものこと、 みんな、いつもの絵、 たまたま夢から現れて、 どのくらいかくるくる回ったら
今回も胡适(胡適)の詩を訳します。 湖上 水上一个萤火, 水里一个萤火, 平排着, 轻轻地, 打我们的船边飞过。 他们俩儿越来越近, 渐渐地并作了一个。 (私なりの訳) 「湖畔のほたる」 水面にポッとほたる火一つ、 水の中にもう一つポッ、 二つは一緒に並んでる、 ポッポッポッポ、 我らが船端にごあいさつ。 ほたる火だんだん近づいて、 しだいに一つになったとさ。