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今を生きる、子供は完璧だと思う。
瞑想とかマインドフルネスとか色々とあって、呼吸を整えたり、過去でも未来でもなく「今」に意識を集中する、ってありますよね。
雑念を追い払って、あるいは上手くコントロールして、「今この瞬間」に意識を集中する。ぼくも、かなり前に座禅用の丸くて分厚い座布団を用意して、呼吸を整える!とかやってました。
それはそれで集中できる感覚があったし、集中することによるリラックス感もありました。
ただ、特にそういう世界にハマるということはなくて、姿勢と呼吸を整えるだけで身体の作用としてこんな感じになるんだ、面白い!って、半ば自分の身体で実験してたような感じです。
でも、自分に子供が出来て日々接していて、こういう「今を生きる」とか「目の前に神経を集中する」って、子供がいつも実践してることだよなって気付きました。
以前、娘の体操の習い事を見ながら、「今を生きる」というメッセージの込められた人気ブログの記事を読んでたんですね。そしたら、目の前で体操をやってる娘が以前出来なかった技が出来るようになって、その時の嬉しそうな顔を見て。
体操が終わって、やったやん!から始まって今日はどうやったら上手くいったのか聞いたら、嬉しそうに顔を輝かせながら色々と話してくれました。
やった、出来た!嬉しい!という「今」を一生懸命表現してくれたんですね。
そんな娘を見ていてぼくも嬉しかったし、何より輝いてました。
子供はいつも今を生きている。
考えてみたら、小さな子供っていつも「今」を一生懸命に生きてるんですよね。オセロがしたい、公園に行こう、連続2重跳びの回数を勝負しよう!、見て見て!攻撃、今日は絶対にアイスを食べたい!
気分の乗らないことは何を言ってもらやらない。かと思えば、素直にぼくの家事を手伝ってくれたり。
納得いかないことがあってさっきまであれだけスネてたのに、楽しそうなことが目の前に現れた途端、一転パッと顔を輝かせてスネてたことすら一瞬で忘れてしまう。
まさに、今その瞬間を生きているんですよね。その姿がほんとに素敵だなーって思って。
いい意味で執着が無いし、あれこれと未来の余計なことを考えて不安になるなんて事がない。目の前のことに没頭する。集中する。そうして自分の好きなこと、興味のあることに神経の全てを注ぐ。
ヤなことは絶対にイヤ。納得いかないことはとことん納得いかない。したいことは今すぐ絶対にしたい。
そうして、自分にウソをつくことなく、自分の今を素直に全力で表現する。理想の姿だなーって思うし、ほんとに「子供は完璧だな」と思う。
大切なことは子供が教えてくれる
周りに合わせたり、他人の目を気にしたり、好きな事が分からずモヤモヤしたり。そんなところが基本的に無いんですよね。
リラックスして、感性そのもので生きてないと、こうはなれないなって思う。
瞑想やマインドフルネスや禅も素晴らしいと思うけれど、今この瞬間を生きるお手本はいつも目の前の子供が見せてくれてるんだなって。
大切なことはいつも子供が教えてくれる。
子供は完璧だと思います。