都市生活における「自炊」【八百屋から見た“食”no.7】
私は(特に都市部において)
【自炊=時間と労力のぜいたく】と捉えています。
巣ごもり生活で自宅調理は一時的に増えました。
それでも大きな流れとしては、自炊しない生活に向かいます。
人口動態の変化(人口減と高齢化)、前後5年の暮らしぶりを想像するに自宅調理は1世帯平均1日1食(週3-5食)がイイトコでしょう。
そんな2022年以降の生活環境下でも
自炊前提の八百屋/食材屋ができるアプローチとはなんだろうか。
毎日いろいろあれこれうにゃうにゃ考えながら実施しています。
“商品力(美味しさ)損ねない“を大前提として
①お客さんひとりひとりに合う商品提案
・調理時間短縮
・省力アレンジ(一部カット&下処理)
・いつ使うか
・食べ切る量に内容量調整して販売
・食べきる使い方or保管方法or賞味保持期限
・特売(安い)でも買い込ませない
②会話&電話以外のコミュニケーションツール確保
・食べたく(≒買いたく)なる情報発信
・メール/メッセ/instaDMやりとり
③買い物自体の時間(&労力)軽減
・配達(注文配達&お買上げ後配達)
・取り置き
・商品入荷情報
・欠品時フォロー
とまぁ文字にするとなんてことはない内容を心がけています。
手を抜かず毎日毎度ひとりひとり続けられるかが鍵。
当店はイチにも二にも「美味しい」を優先します
皆さん多忙な生活の中、自炊/自宅調理という選択をして
当店の野菜くだもの食材を買う選択をしてくださいます。
そのありがたさ。
お客さんそれぞれの食卓の“食べて美味しい”まで届いてはじめて、店が期待に応えたといえるでしょう。
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