簡単に「直接販売・購入」というけれど【八百屋から見た“食”no.59】
「生産者と消費者が直に繋がればよい」という話は簡単ではなく、はっきり言えば生産に注力したい農家にとって直販はまったく別の労力(普段の生産管理+追加労働)であり、出荷と異なる販売向けの別部隊を作る必要があります。多くが奥様が窓口になるパターン。もしくは旦那が目立つか。
窓口に寄せられる期待と支持と信頼と押し付けと思い込みと誹謗中傷の荒波に翻弄されない方法はただ1つ。「実際に会った・商品購入を繰り返した」人だけにフォーカスしましょう。
すべてにつき合うと疲弊します。ヒトは好き勝手なことを言います。出来ももしないあんなこといいなできたらいいなを簡単に言います。対面でさまざまなやりとり(ある種の人付き合い)を20年以上積み上げた結果、どうですこの疲弊しきった文章(笑)
現実のヒト・現実のモノとのやりとりを重ねることでしか信用や信頼は築けません。やりとりするツールがWebでありSNS。
誰もが発信できる現代の自己防衛。日々の農業生産や販売に際し、少しでも健全な精神で仕事に臨みたいところです。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートありがとうございます。 八百屋の営業を終えたあと“夜なべnote”書くことが多いので、いただいた投げ銭は執筆時のコーヒー代に充てさせてください(正直)!いいね・フォロー・シェアもぜひぜひ。