北海道のお菓子を懐かしむ(六花亭 喫茶室)
北菓楼、きのとやに続いて、大本命の六花亭!
マルセイバターサンドとストロベリーチョコしか知らない人、ほんとうに損してると思う、、
と感じてしまうくらいにはもう、めちゃめちゃめちゃにすき。べた惚れ。
なので4編に分けて語ります(長い!)。
まずわたしが六花亭を好きな理由はたっくさんあるんですが、ざっくりと言うと、3つです。
①「おやつ屋さん」なこと
② 帯広の、北海道の歴史を感じられるところ
③ お菓子の素朴さと佇まいの美しさ、洗練された独創性
北海道にくるまではお土産買うところなイメージだったけれど、おやつ屋さんなイメージに変わりました。
・おてごろ価格と添加物なしの安心感
六花亭といえば、高校の修学旅行でマルセイバターサンドを買った記憶が最初です。その頃は特に好きでも嫌いでもなく、花柄のお菓子のとこ〜という感じでした。
転機は、大学から札幌で暮らすようになって3年目。帯広出身の友だちが、シュークリーム感覚で六花亭のケーキを買って食べているのを見て、えっ六花亭って日常使いすんの?!てかケーキあんの?とびっくりしました。
や、そもそも北海道ってケーキがめちゃめちゃ安いんですよ。そして札幌はケーキの名店がめちゃ多い。500円超えたら高いお店だな〜と感覚バグっちゃうくらいには300〜400円台のお店が多い。
よく考えたら原材料を仕入れる時の輸送コストがかからないとか、北海道の人件費の安さとか色々理由があるとは思うんですけど、それにしても六花亭は安くて、ケーキが300円前後なんですよね。
そりゃ普段のおやつにしますわ。コンビニより安い。添加物とかも本当に少ないし、よっぽど健康にいい。
添加物!そう添加物も少ない(これも伝えたかった)。お召し上がりの際は裏面の原材料も見てほしいです。。
春に売られる桜餅も、食紅とか着色料使ってないんですよ!赤ビート色素っていう、サトウダイコンからできているもので色付けしてるそうな。すげ〜。
・喫茶室で四季を感じる
そして私は喫茶室の良さも知ってしまうのです。
ホットケーキは噂に聞いてた正直。幸せの味だった。6等分が一番おいしく食べられるらしいです。
めちゃめちゃおいしい。ショートケーキ界のNo.1です。
パフェ、やばい。いちごのソルベ、いちご、クリーム、バニラアイスだけっていう贅沢さで650円くらい。意味わからん(褒めてる)。
新しいいちごパフェもすきです。ほどよい。コースの最後にでてくるデザートじゃんこんなん。
その調子で季節ごとに春のいちごパフェに始まり、夏は日向夏の杏仁豆腐、ブルーベリーあんみつ、秋は焼きたてのマロンパイにかぼちゃケーキ、冬は百合根のチーズケーキと、牡蠣とほうれん草のピザ!みたいに、季節限定メニューを楽しみに通うようになりました。
そしてさらには店舗ごとにメニューが違うというのを知り、円山店に始まり札幌市内の店舗、帯広店、カンパーナ六花亭等々へ行くようになりました(沼のはじまり)。
カンパーナは富良野のぶどう畑の中に店舗があって、限定のぶどうソフトがあります。なんてこと。
行けずじまいで終わったのは六花山荘。夏の間だけ営業してるコース料理のところです。いぎだがっだ。
・もはやお店自体を愛する
そんな中、いろんな店舗に行って気づいたのは、喫茶室が、どこも白を基調としてて、窓が大きくて外の光が入ってくる造りになってること。教会っぽいですよねえ。
あと、静かなところにある店舗は1階に喫茶室があるんですが、人通りや車通りが多いようなところは必ず2階に喫茶室があって。
落ち着ける空間づくりなんだろうな〜やだもう好き…とさらに愛は深まるのでした(どんどん沼へ)。
札幌本店の写真載ってます!いぎだい。
そして、北海道の真ん中より少し右下、十勝の中札内(なかさつない)にある「六花の森」に行って、さらに沼にハマるのでした、
※六花の森はスノーピークのキャンプ場がある近くですね〜。スノピのキャンプ場〜全国に7つしかないやつです〜すなわちめちゃ自然を感じられる場所です〜