【シェフのレシピ紹介#22】縮みほうれん草と牡蠣のスパゲッティ①
「ワインとイタリア料理を楽しめる店」がコンセプトの Osteria La Verita(オステリア・ラ・ベリータ)で24年間オーナーシェフとして腕を振るっていらっしゃる酒井稔仁シェフが旬の食材を使った3品を紹介して下さいました。
1品目は【縮みほうれん草と牡蠣のスパゲッティ】です。
レストランはJR駒込駅と三田線千石駅から徒歩7.8分の本郷通り沿いにあります。
六義園から徒歩数分なので、六義園散策の際に立ち寄るのも良いですね!
<材料>(1人分)
牡蠣 4コ
縮みほうれん草 適量
ニンニク 少々
オリーブオイル 小量
アサリの出汁 50cc
揚げニンニク 小量
スパゲッティ お好みの量
<作り方>
①フライパンにオリーブオイルを入れ牡蠣をサッと炒める。
②同じフライパンにニンニクのみじん切りを入れ、色付いたらアサリの出汁を入れて煮詰める。
③別鍋で縮みほうれん草をサッとゆで氷水に入れて色止めし、カットし、フライパンに入れる。
④スパゲッティを茹で、茹で上がったら牡蠣とちぢみほうれん草の入っているフライパンにスパゲッティをいれて塩、胡椒。
⑤ニンニクをフードプロセッサーにかけてみじん切り(包丁でみじん切り)する。サラダ油で揚げてからリードペーパーに移し、油分を吸わせてカリカリにして揚げニンニクを作る。
⑥EXバージンオイルを回し掛けて皿に盛る
⑦上から揚げニンニクを掛けて出来上がり。
酒井シェフは高校野球を頑張っていましたが、怪我をされたことから調理師学校に進まれ、その後、イタリアンレストランでの勤務やイタリアでの修行を経て、Osteria La Verita(オステリア・ラ・ベリータ)のオーナーシェフとしてお店を切り盛りされていらっしゃいます。
長い経験を経た今でも「料理を作ることは楽しい!」とおっしゃる酒井シェフ。
イタリア料理のベースは崩さずに今の時期(2月)であれば、蓮根、白子、すっぽんなどの日本の食材も取り入れた料理も提供されています。
「いちごのリゾット」も冬限定の人気メニューとして提供していて、繊細なピノノワールの赤ワインととても相性が良いそうです。
個人的にとても気になるメニューです!
イタリアワインは日本全国の信頼のおける酒屋から仕入れていて、お手頃なものから1本16万円するような高級ワインまで常時150本ほどストックしてあるとのこと。
ほとんどのワインはご自身で試飲してから提供しているので品質にも自信があるとのことです。
お店で飲みきれなかったボトルワインは持ち帰り可能、レストランへの持ち込みも2.000円で可能とお客様のニーズに配慮したシステムにも好感が持てます!
Hiyoshiがお届けする野菜に関しては、ハーブなどなかなか手に入らなかった時代から変わらず安定的に、またその日に必要な量だけスモールポーションでも届けてくれることに信頼を寄せて下さっています。
茨城県つくば市にある農場で栽培された【縮みほうれん草】をご用意しています。
路地栽培の為に強い寒さにさらされて肉厚になり、凍結しない様にとほうれん草自体が糖を作ります。その為に甘味も旨味も強くなります。
まさに冬限定の旨味と言えます☆
一般的なほうれん草よりも茎も太く葉も厚い為に食感も強く、味も濃いのが特徴。 油との相性がとても良いです!
根に近い赤い部分は是非食べていただきたい、甘味も旨味も一番感じられます。