どこでも住めるとしたら迷いなく福岡に住み頻繁に鹿児島と行き来する生活だ

住めば都という言葉があるけれど、これまで引っ越し回数14回というベテラン引っ越し夫婦の私たちが住んだ街の中で、街のスケール感と交通の利便性に食べ物が一番美味かったのが、福岡でしたね。

何より都市としての一通りの機能を備えながらも、それらの都市機能がほどよく適切な範囲にまとまっているっていうスケール感が、この上なく好印象なんですよ。

ほら、東京の場合は新宿・渋谷・池袋といった主要ターミナル駅でも、銀座や赤坂・六本木といった繁華街でも、それぞれのエリアが相当離れて個別に存在していますよね。

たとえば銀座で飲んで、赤坂や六本木への移動にも時間がかかるし、勤務地や遊び場所から帰宅するにしても、乗り継ぎながら長い時間かけて帰宅するっていうのが当たり前ですもんね。

東京を例に挙げると、結局のところ似たような機能を持った街が、主要駅を中心にして散在しているかっこうで、それらの集合地としての大都会が東京という大都市を構成しているわけなんですよ。(^_^)b

途中で寄り道することもあるだろうけど、それらのどこかの主要駅を経由して毎日のように自宅と職場を行ったり来たりしているのが、大半の都民や首都圏人じゃないかと思うのです。🤔

自宅のあるエリアと職場のあるところが生活圏なら、職場周辺の円と自宅周辺の２つの円を線でつないだ、眼鏡のようなエリアが主な生活圏となり途中に小さな円形が、何個かくっつく程度のものじゃないでしょうか。

東京近辺に住んでいる人は、思い描いてみたらわかるだろうけど、大きな都市の中に住みながら、自分の生活圏というのは案外と、思っているより限られているものですよね。😅

ほとんどの人には、自宅と職場を結んだラインの周辺が生活圏であり、その生活圏が細長く楕円形に間延びしている生活圏だろうと思います。

そりゃぁ中には職住近接で、生活圏が円形や短めの楕円形で収まる人がいるだろうけど、そういう恵まれた人というか、ある意味で不幸な人というのは例外中の例外と見たほうがいいのじゃないでしょうか。(^_^)b

一方で福岡の場合はどうかというと、他の地方都市の場合と同じように職場と自宅の生活圏のエリアの円が、限りなく近づき重なり合うことが多いというケースが大半だと思うのですよ。

先述の例でいうと、眼鏡のような円と円の間のラインが無くて、瓢箪やピーナッツ、あるいは辛子明太子みたいな形状になるわけですね。😄

辛子明太子みたいな形状って、わかりますよね。
丸まった楕円形で、まん丸じゃ無いヤツ。

福岡という街はどこへ行くにも便利です。

環状線の都市高速道路もあるし、その環状の都市高速は九州自動車道にも接続しているので、九州各地だけでなく山陽道・山陰道にもアクセスが良いし福岡空港に行くにも10分～20分で到着する至近さですもんね。🤗

それに車移動じゃなくても、地下鉄網が張り巡らされていて、中心地になる天神や博多駅にもそのまま乗り入れしてるので、超便利なんですよ。

おまけに、博多駅から地下鉄に乗ったら、福岡空港がたったの５分で到着するという、なんともはやの近場にあるわけですから、これ以上の便利な都市はそうそう無いと思いますね。

その地下鉄にしても、中心繁華街の天神から四方に伸びているし、福岡の郊外から天神や博多駅といった中心地へのアクセスが、ものすごく便利なんですよ。

また、交通の便はとにかく良いのに環境もよく整備されており、景観的にも緑がふんだんで都会の便利さと、郊外の緑に囲まれた自然が一体化している点も、都市としての程よいスケール感との按配が素晴らしいのです。

それと忘れちゃいけないのが、食べものの旨さ・美味しさですが、そこかしこにある普通の居酒屋で食べても、新鮮で美味しい魚が食べられて焼き鳥やラーメン・うどんなど、名物の美味しいもので溢れていますもんね。🤗

九州各地の新鮮な採れたて農産物や海産物が、一大消費地である福岡に集まってくるからこその、美味いものだらけなんですよ。

九州各地の生産地より福岡のほうが品数も揃うし、場合によっては値段も産地と変わらないことも多いようですからね。

産地も、大量に買い付けてくれる福岡市場の動向が気になり、農協や漁協などの生産者の顔が、一大消費地である福岡に向いているのです。(^_^)b

鹿児島の黒毛和牛ホルモンも、地元鹿児島の店で食べようと思っても新鮮で上質なものは福岡に直送されるから、上物を仕入れるには福岡に発注するしかなく生産地でもわざわざ福岡から仕入れることが多いらしいのですよ。

もちろん鹿児島の店でも一定量以上を仕入れる業者は、地元調達が可能ではあるものの、一般のお店だとなかなか手に入らないという話です。😅

そんな歪いびつさを生んでしまうくらい福岡には、一大消費地としての魅力があるのだと思いますが、住環境の面でもコンパクトにまとまった都市機能と程よい自然や景観が、住みやすさを助長している気がしますね。

そういう魅力の数々の恩恵を受けられる福岡は、これまでに住んだ街の中でもダントツで好きな街なんですよ。(^_^)b

今の鹿児島の田舎暮らしも大好きだけど、もう一度、どこかに住むというのなら間違いなく福岡がナンバーワンですね！

ってことで、今回は
「どこでも住めるとしたら迷いなく福岡に住み頻繁に鹿児島と行き来する生活だ」というこれまで住んだ街の中でナンバーワンは福岡だという話。🤗
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。

では！

郷に入り　　住めば都で　　のほほんと

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#この街がすき