『恩は着るもの着せぬもの』私の二つ目のライフモットーはお馴染みの教訓です
こんにちは、やらぽんです。
今回は、前回に引き続き、私のライフモットー3箇条の2つ目「恩は着るもの着せぬもの」についてお話ししようと思います。
読んだとおりのままで、言葉の意味はとても分かりやすいんですが、その背後に込められたメッセージには深いものがあると思っています。
私のライフモットーの一つ目は、こちらの記事でご覧ください。
恩は自分から着るもの
この「恩は着るもの着せぬもの」という言葉は、恩を受けたら忘れてはいけない。でも、恩を施した方は忘れなさいという教えになります。
要するに、恩を施された側が「勝手に着るものが恩」だという考え方なので施したほうが見返りを求めるもんじゃない、という解釈です。
私たちはつい、誰かに親切をしたときに「お礼が返ってくるかな」とか「恩を覚えていてくれるかな」と相手からの見返りを期待しがちです。でも、それだと「恩に着せる」という行為になってしまうんですね。
俗に言う、恩着せがましいってことです。ちなみに「恩を着せる」という表現は誤用であって、「恩に着せる」という表現が正しい使い方になります。間違いやすいので使うときは注意して使いましょう。
本当の恩というのは、受けた側が自分から感謝して「勝手に着る」ものだという考え方ですね。だから、恩を施したらその恩を相手に着せるのではなく恩を施したことをすぐに忘れるのが、施した側のとるべき姿勢ということ。
見返りを求めない姿勢が大切
この教えも、前回の「盥の水」と共通しています。相手に対して良いことをしたら、そのまま気持ちよく忘れてしまう。そうすれば、相手がいつか誰か同じようにして別の人に恩を施す、という連鎖が生まれるんですよね。
大きな恩を忘れがちで、些細なことをいつまでも覚えている。そんな現代社会だからこそ、この「恩は着るもの着せぬもの」の教えが大事だと思っています。
次回は3つ目のライフモットー「情けは人のためならず」をご紹介しますので楽しみにしていただければ幸いです。この言葉も、一見誤解しやすいんですが、実は素晴らしい教えが隠されていますので、お楽しみに!(^_^)b
ってことで、今回は
「『恩は着るもの着せぬもの』私の二つ目のライフモットーはお馴染みの教訓です」私が大切にしているライフモットーの2つ目を紹介しました。😄
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
受けた恩 忘れず返し のほほんと
<昨日投稿のサブアカの記事がこちら!>