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Momento
2020年11月30日 00:12
瀬尾まいこ著、「天国はまだ遠く」を読んだ。主人公の千鶴は、会社員で営業職。自分の人の良さでかえって結果を出せず、上司や同僚からの小言が自分に対する侮辱に聞こえ、いつしか会社に行くこともできなくなり、体を壊した。全てを終わらせるため、自殺をするべく北へ向かう特急列車に乗った。奥へ奥へとタクシーに身を任せ、たどり着いたのが木屋谷という集落の「民宿たむら」だった。この民宿での暮らしが、千鶴に「生
2020年11月8日 23:19
こんばんは。芥川賞受賞作は気が向いたら読むようにしていて、前回はなんだか気が乗らなかった(余裕がなかった)のだけれど、今回は気が向いたので手に取ってみた。今更ながらね。ちなみに同受賞作「首里の馬」は読んでいる途中。私は読書はすごく好きで、純文学はその中でも特に好き。知識は全くないけれど、言葉一つひとつ追っていくたびに著者の世界に引き込まれていくようで、美しいなあ、この人は日常の中の