住野よる『また、同じ夢を見ていた』と三百六十五歩のマーチ
たまには小説の感想文をということで、短いコメントを残します。(笑)
住野よるさんと言えば『君の膵臓をたべたい』が代表作で2016年本屋大賞堂々の2位、75万部突破のベストセラー待望の一冊!
映画も観ましたが、やはり私は小説派。でも結局、映画も観てるから両方好きなんでしょうね。
小説好きのあなたはどっちが好きですか?
代表作に次ぐ『また、同じ夢をみていた』について少し感想を綴っていきます。
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三百六十五歩のマーチ
水前寺清子さんの代表ソング「三百六十五日のマーチ」を歌いながら散歩している主人公の少女と黒猫さん。
物語の大半が、彼らの歩くシーンではないだろうか?と感じていますが、
まさか、このワンシーンワンシーンが結末に・・・・、あっ、ネタバレはご法度ですね、著作権よりも大問題!(笑)
「しーあわっせはー、あーるいーてこーないー、だーかーらあーるいーていーくんだねー」
いろんな人と出会いながら「人生とは何か?」と着想していく彼女。
結末に書かれている彼女の問いへの答えは何か?
あなたの考える人生の意味と比較しても面白い、
小説でありながら、自分を見つめなおす哲学っぽい要素もあるのかも。
ぜひ、手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
参考