京都三熊野「新熊野神社@本宮」-熊野詣シリーズ-【三十三間堂シリーズ】
京都から紀伊熊野までは700kmで1ケ月以上の旅。後白河法皇は生涯34回も参拝した。ただ遠い・・京都に分霊だ!となり京都熊野詣が出来上がる。ということで、「京都熊野神社」「熊野若王子神社」「新熊野神社」を紹介して熊野詣(熊野本宮大社&熊野本宮大社旧社地大斎原、熊野速玉大社&神倉神社、熊野那智大社、花の窟神社)でGO!と思ったが、「熊野若王子神社」は哲学の道シリーズで書きたいなどあり、分けた。
京都と熊野の「熊野詣」のつながりは今も続く!境内案内板より。
変更履歴
2021/11/06 初版
▼HP
▼アクセス
京都市東山区今熊野椥ノ森町42
▼祭神
※後述「▼みどころ」参照。
▼見どころ
後白河法皇によって創建された神社です。現在三十三間堂の東側にある法住寺に法皇がおられ、その鎮守社として新熊野神社が創建し、その鎮守寺として三十三間堂が創建された。
紀州熊野に対し、京にある今の熊野ということから「いまくまの」と呼ばれるようになったようだ。
今熊野神社の由緒書き
▽樟社:樟大権現
境内の樟の木は、熊野から移植した後白河上皇お手植えの御神木と言われ、現在も「樟大権現」「樟龍弁財天」として信仰されている。
▽本殿:熊野牟須美大神(くまのむすび=伊弉冉尊(いざなみ))
熊野那智大社の主祭神を祀る。
▼紀伊熊野詣
今熊野神社で熊野詣が出来ます。神倉神社など摂社なども並んでおり、神仏習合(神様と仏様)のお勉強ができます。熊野詣をした方は行くべし!
↓熊野詣シリーズの最後はここにしています!
▽下四社:稚産霊命、軻遇突智命、埴山姫命、弥都波能売命
この四柱の神は熊野牟須美大神から化成・分身した神々で、自然の恵みを象徴する神々。稚産霊命は穀物と養蚕、軻遇突智命は火の神、埴山姫命は土の神、弥都波能売命は水の神。
▽中之社:天忍穂耳命、瓊々杵尊、彦火火出見尊など
この記事を書くときに公式HPを一読したのですが、この神々は天照大神から神武天皇に至る4代の神々を祀る。私がそうだったのですが、古事記を読んだことがある人は、日向の神々(現宮崎)!と思う人もいるかと思うが、確かにアマテラスからイワレヒコ(神武天皇)の流れですね。
いろいろなところで「日向社」があり、今まで宮崎・日向地方とか、山頂では太陽を指すと思っていたが、シンプルにアマテラスの系譜を指すのかもしれません。で、なんで京都に・・?そう京都はニニギなど日向系が・・と元に戻る・・。
▽上之社:速玉之男大神(イザナギ)&熊野家津御子大神(スサノオ)
熊野速玉大社の主祭神「熊野牟須美大神」「速玉之男大神」と熊野本宮大社の主祭神「熊野家津御子大神」を祀る。
速玉之男大神は伊弉諾尊(イザナギ)、熊野家津御子大神は素盞嗚尊(スサノオ)である。
▼セットで行くところ
↓今熊野観音寺がある。西国三十三札所でもある神社仏閣!
▼旅行記
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