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★特別編★10月5日は転害会/国宝/快慶「東大寺⇔手向山八幡宮」アフロ仏!年一秘仏公開

東大寺転害門@国宝で舞う!そして快慶作の国宝の仏像!超レア仏の通称・アフロ仏など、10月5日は神仏習合の日ともいえるかも??そう「東大寺」と「手向山八幡宮」は 二つで一つが本来の姿!!!

 毎年10月5日、手向山八幡宮は東大寺の転害門で「転害会」があり、法要終了後から16:00まで東大寺勧進所で、快慶作「僧形八幡神坐像@国宝」、「五劫思惟阿弥陀坐像@重文」、「公慶上人坐像@重文」特別開扉がある。
 また、2023年は法華堂で『秘仏 国宝・法華堂執金剛神立像 特別開扉』がある(令和5年10月1日(日)~10月16日(月)拝観時間:午前8時30分から午後4時)。

  1. 東大寺進所八幡殿で「僧形八幡神坐像@国宝」公開

  2. 東大寺勧進所阿弥陀堂で五劫思惟阿弥陀如来坐像@重文」公開

  3. 東大寺公慶堂で「公慶上人坐像@重文」公開

  4. 東大寺三月堂で「執金剛神立像@国宝」(2023年特別?)

東大寺と手向山八幡宮の詳細は次のNOTE参照。本NOTEは写真集です。今回参拝時の記録も次のNOTEに書いています。

変更履歴


▼HP

▼アクセス

▼祭神・本尊と脇時


※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ


▽東大寺転害門@国宝

 午前10時は準備中!朝に舞が見れるのかな~と思っていたが12:00からのようですね。

 毎年10月5日10:00頃から行われる「転害会」では明治の神仏分離(廃仏毀釈)により、東大寺に移された手向山八幡宮のご神体「僧形八幡像@国宝」が東大寺・八幡殿で特別開扉される。

▽東大寺転害門→東大寺大仏殿裏

▽東大寺俊乗堂/東大寺行基堂/東大寺念佛堂/東大寺鐘楼/

 行基堂、俊乗堂、念仏堂はセット。

→俊乗堂@重文

 堂内には快慶作・三尺阿弥陀如来像@重文、平安末期の愛染明王像@重文が安置されている。7月5日、12月16日に堂内は開かれ「俊乗房重源上人坐像@国宝」が見仏できる。

→行基堂

鐘楼の近くにあり、行基菩薩坐像を安置する。行基は東大寺大仏殿と大仏鋳造の勧進を行い民衆に大人気だった人です。堂内の坐像は行基菩薩の墓のある生駒市・竹林寺の模刻像なんだそうな。

→鐘楼

 行基堂、俊乗堂、念仏堂はセット。ここの梵鐘は「奈良太郎」と言われ、京都市宇治市の平等院、滋賀県大津市の園城寺(三井寺)と日本三名鐘と言われている。勢いの東大寺、形の平等院、声の園城寺という。

→念仏堂@重文

 行基堂、俊乗堂、念仏堂はセット。鐘楼近くで地蔵菩薩坐像を安置している。もとは「地蔵堂」といわれ、地蔵菩薩坐像@重文は、1237年に仏師・康清が造ったことが分かっている。ヒノキの寄木で像高2メートル以上の坐像である。

▼二月堂、三月堂、四月堂周辺

→三月堂

 2023年は法華堂で『秘仏 国宝・法華堂執金剛神立像 特別開扉』がある(令和5年10月1日(日)~10月16日(月)拝観時間:午前8時30分から午後4時)。二月堂、三月堂、四月堂はセットである。



→四月堂

 二月堂・三月堂なども立ち並ぶエリアにある小さなお堂。本来の名前は「三昧堂」で、毎年四月になると法華三昧会と呼ばれる法要が執り行われることから、次第に「四月堂」という通称で呼ばれるようにもなったそうな。本尊の十一面観音立像は奈良市山間部にあった「桃尾寺」の本尊で、廃寺に伴い二月堂に安置され、ここの本尊に出世した!?元々の本尊は千手観音で、今は東大寺ミュージアムに出張している。お堂にいる「普賢菩薩坐像」もかつては本尊とされた時期もあり、時代によって本尊が比較的頻繁に代替わりしてきた歴史がある。

→二月堂

 「お水取り」で知られる二月堂、良弁僧正の高弟・実忠和尚の草創と伝わるが、1667年の修二会中に出火焼失し、現在の堂宇は2年後に再建されたものである。京都・清水寺と同じく、景色の良い懸造のお堂。

 「お水取り」で有名な場所。ここは福井の若さと繋がっており、場所は若狭彦神社・若狭姫神社あたりである。お水取りの前に若さで「お水送り」が行われる。

→飯道神社

 滋賀県甲賀市にある霊山の名前なんだよな~。

→不動堂

 2月堂と3月堂の間の高台にある。
 三月堂と二月堂の間にあるお堂で、東大寺のお堂の中では二月堂などよりも更に高台にあるお堂。室町時代に出来た新しいお堂だが、護摩行は現在も行われており、毎月10日午前10時、18日午後1時、28日午前10時から実施されている。先ほど鹿せんべいをあげた鹿がまだついてきていた・・。

→弁財天

→ランチ

3月堂前で修学旅行生や、たぶん地元の小学校、幼稚園児の参拝風景を見ながらランチ。

▽手向山八幡宮

→手向山八幡宮

 「たむけやまはちまんぐう」は東大寺大仏造立の際、749年に大分・宇佐八幡宮から勧請され、平城宮の南にあった梨原宮に東大寺の守護神として造営された。手向山八幡宮は宇佐八幡宮の分社では第一号とされ、鎮守八幡宮とも言われていたそうな。快慶らによって1201年に造像された快慶作「僧形八幡神像 @国宝」は博物館で見るより神々しかった!!最後この仏像は、神護寺に伝わる「八幡神」の画像にならって造られていると言われ、ここも快慶っぽいところである。また、本像には天皇をはじめとする貴顕の結縁者の名前があり、銘記には快慶を助けた仏師として「運慶」の名前がある。

→手向山八幡宮

→鑰取神社(手向山八幡宮境内末社)

 祭神は瀬織津媛命(セオリツヒメノミコト)
 鑰取神社は長い参道の途中にあり東大寺の御堂と手向山八幡宮境内末社・白山神社が近くにある。創建由緒等は不明。「鑰取」とは倉庫などの「鑰(鍵)」を預かる役職で「印鑰社(いんにゃくのやしろ、いんやくのやしろ)」などと同等の神社と思われる。

→白山神社(手向山八幡宮境内末社)

 白山神社は鑰取神社から少し坂道を下った場所に鎮座する。祭神は白山比メ神である。

▽手向山八幡宮から指図堂

→辛国神社

▼東大寺勧進所(八幡殿/阿弥陀堂/公慶堂)

10月5日は「勧進所八幡殿」で快慶作「僧形八幡神坐像@国宝」の御開帳。「勧進所阿弥陀堂」では「五劫思惟阿弥陀如来坐像」が御開帳。

→公慶堂

 10月5日は「勧進所」で僧形八幡神坐像@国宝と五劫思惟阿弥陀如来坐像が公開されるが、公慶堂では「公慶上人坐像@重文」も拝観可能。八幡殿/阿弥陀堂/公慶堂の3堂はセットである!!

→八幡殿/阿弥陀堂へ

→阿弥陀堂

 「勧進所阿弥陀堂」は東大寺阿弥陀堂とも言われ、本尊は作例数が少ない「五劫思惟阿弥陀如来坐像」。悟りをひらくため長い長い時間座して瞑想していたために髪が伸びたという姿で、東大寺北にある末寺「五劫院」の本尊も同様式・形式だが、五劫院の像は手を腹前で組むも、衣の下になって見えない。一方、勧進所像は合掌しているという点が相違点である。 また、全体の印象は、五刧院像の方がエキゾチックな感じで、勧進所像は安定感がある。

→八幡殿


▼東大寺指図堂

東大寺勧進所(八幡殿/阿弥陀堂/公慶堂)のすぐ近く。
大仏殿再建を目指し大仏殿の大きな指図(さしず:設計図)を収めるお堂として指図堂が建てられたが、大仏殿復興の後、浄土宗徒の願いにより法然上人ゆかりの霊場として建て替えられた。
指図堂は法然上人ゆかりのお堂で、知名度は低く、入っていいのかわかりかねるが入堂拝観可である。

左の部屋ですね。

 庭園です。

▼東大寺戒壇堂

▼転害門「転害会」



▼メディア情報

東大寺で10月5日に年1で行われるイベント」は以下の3つ目的に行きました。


これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。

▼旅行記

▼セットで行くところ

▼仏像展


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↓2022年7月28日---------------------------------------

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