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神武天皇の兄・彦五瀬命が眠る「竃山神社」裏には古墳が・・【神武東征】【和歌山市】【和歌山市周辺シリーズ】

日前神宮・國懸神宮&竈山神社&伊太祁󠄀曽神社に参詣することを「三社参り」という。古事記・日本書紀共に神武天皇の長兄・彦五瀬命が長髄彦との戦で負傷し、雄の水門に上陸した後、この地に来て亡くなり祀ったと記す。神武天皇と東征した兄弟たちも祀られている。また神武天皇に所縁の強い尾張氏の祖「高倉下命」や神武天皇より前に大和を平定していたニギハヤヒも祀られています。

変更履歴
2022/04/30 初版

▼HP なし

▼アクセス

和歌山県和歌山市和田438

▼祭神

彦五瀬命(ヒコイセツ。神武天皇兄)

▼見どころ

 祭神は神武天皇の兄「彦五瀬命」で神武天皇と東征した兄弟たちも祀られている。また神武天皇に所縁の強い尾張氏の祖「高倉下命」や神武天皇より前に大和を平定していたニギハヤヒなども祀られています。

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 神武東征によりヤマトに初代天皇・神武が誕生するが、神武天皇より前にニギハヤヒが平定していた。ニギハヤヒはすぐに神武天皇に国を譲ろうとするが、ニギハヤヒの右腕・参謀のナガスネヒコは最後まで抵抗し、神武天皇の兄はケガをし亡くなったそうな。

 『紀伊続風土記』によれば、亡くなった場所がこの竈山の地であり、墓が作られてすぐ側に神社が作られたとされています。

▽拝殿・本殿

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 彦五瀬命とは別に、大和に関係が強い祭神たちです。
・左脇殿
 神日本磐余彦命(カムヤマトイワレヒコ。神武天皇)、御毛入沼命(神武天皇の三兄)、稲飯命(神武天皇の次兄)
・右脇殿
 高倉下命(尾張氏)、可美眞手命(物部氏)、天日方竒日方命(大神氏)、天種子命(中臣氏)、天富命(忌部氏)、道臣命(大伴氏)、大久米命(久米氏)、椎根津彦命(倭氏)、頭八咫烏命(賀茂氏)

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▽合祀社

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▽結社、子安社

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▽青葉社

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▽境内

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▽境外社・静火神社

 応神天皇の母・神功皇后が三韓出兵から帰国後、船で使っていた灯火や竈の火を納めた神社だと伝えられている。
 社務所で聞いたところ、

▼旅行記(▼セットで行くところ)


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