京都「華山寺/阿弥陀寺×2/當麻寺(当麻寺)」京都非公開文化財公開【京都伏見・山科シリーズ/京都山科シリーズ】
2017年頃から3年ぐらいで西国三十三札所を制覇し、花山天皇を知った。2024年の大河ドラマ『光る君へ』で葉山天皇が出家した寺「元慶寺(私のNOTE)」が『京都非公開文化財公開』に出たので、周辺の神社仏閣も巡った。
この周辺を歩いていると「安祥寺」の面影があり、本NOTEの某寺は”安祥寺の塔頭”説があるとの解説もあったので、そうかもなと思う。
天皇菩提・通常非公開「安祥寺」東寺の仏像故郷!焼失?出開帳で国宝セーフ!?南山城・湖東・奈良の美仏相当【京都伏見・山科シリーズ】【京都山科シリーズ】
変更履歴
▼見どころ
▽阿弥陀寺:京都府京都市山科区北花山寺内町9
東山の阿弥陀峯からこの地に移された歴史があるようだ
本尊・阿弥陀如来像は平重盛の念持仏と伝わる
▽華山寺:京都府京都市山科区北花山河原町33
850年から881年、創建
986年、東三条院詮子の御願により、その子・一条天皇の即位に際して慈徳寺を造営
※藤原詮子は、藤原兼家の次女。円融天皇に入内し、一条天皇を生んでいる。999年、詮子の弟・藤原道長は講堂、金堂、多宝塔を整備し落慶
1013年、藤原道長は隣接する元慶寺とともに寺地を定めた
その後、衰退する
1658年、妙心寺の名僧・愚堂が慈徳寺の旧跡を偲び、華山寺を建立したともされている
▽吉祥山 無量寿院 阿弥陀寺:京都府京都市山科区御陵天徳町19
公式HP:https://www.kyoto-amidaji.com/
728年、行基が山科の地に墓所を定め供養したことから始まったとされている
墓所は、安祥寺と当寺の中間の位置にあった片山墓地と推定され、安祥寺と阿弥陀寺は共に「吉祥山」の山号を持っている
このことから、安祥寺の塔頭説がある(天皇菩提・通常非公開「安祥寺」東寺の仏像故郷!焼失?出開帳で国宝セーフ!?南山城・湖東・奈良の美仏相当【京都伏見・山科シリーズ】【京都山科シリーズ】)
横には80余年の歴史を持つ「寺西幼稚園」があり経営しているようだ
「阿弥陀堂、在同所北方南向、本尊阿弥陀仏、作行基・開基同僧」(「山洲名跡志」)とあるように、開祖は奈良時代の行基と伝える
1357年、知恩寺の住寺となった円智が浄土宗に改宗したと言われている
現在は、浄土宗知恩寺の末寺
阿弥陀如来坐像は源信作と伝えられ、平重盛の念持仏とも
▽当麻寺:京都府京都市山科区御陵鳥ノ向町29
御陵駅に向かうと現れた
1234年、法然上人の弟子・西山上人(証空)の創建
正式には「浄土宗西山禅林寺派弘誓山當麻寺(当麻寺)」なので、永観堂(私のNOTE)が本寺
本尊の阿弥陀如来坐像は平安時代後期から鎌倉時代の作とされ、「山科大仏」と呼ばれている
この阿弥陀如来は平安後期の源信の作とも言われていて、宇治の平等院(私のNOTE)の阿弥陀仏と比べても同じ時代の作で、大きさも同じ
寺の名前から分かるように「当麻曼荼羅」があるようだが、一般には公開されていない
この曼荼羅絵は室町時代~江戸時代初期に描かれたものと言われている
▼旅行記▼セットで行くところ
京都11月の六波羅蜜寺/金戒光明寺/真如堂など特別公開7連チャン!石山寺展◆京都東山⑮山科⑨右京⑱左京 ⑱/滋賀湖西⑫◆ |やんまあ@旅行記
▼仏像展
----
#京都
#華山寺
#阿弥陀寺
#當麻寺
#当麻寺
#京都非公開文化財公開
#京都伏見・山科シリーズ
#京都山科シリーズ
#西国三十三札所
#安祥寺
#京都市山科区
#阿弥陀如来
#平重盛
#東三条院詮子
#一条天皇
#慈徳寺
#藤原詮子
#藤原道長
#寺西幼稚園
#神社仏閣
#神社
#神社巡り
#やんまあ
#やんまあ旅行記
#旅行記
#やんまあ神社仏閣
#仏像
#わたしの旅行記
#一度は行きたいあの場所
#人文学
#神仏習合
#京都
#京都旅行
#京都ツウシリーズ
#京都においでやすシリーズ
#秘仏公開
#特別開扉
#仏像展
#旅行・おでかけ
#行った気になるシリーズ
#京都神社仏閣シリーズ