御神水で美酒「御香宮神社」香椎宮遷宮?面白い神様たち【京都伏見シリーズ】【京都伏見・山科シリーズ】
862年に清和天皇より御香宮の名を賜ったことから、今から1200年前から伏見の地にあった古社。「ごこうのみやじんじゃ」と読む。初めは「御諸神社(みもろ)」としていたが、平安時代に香りの良い水が湧きだしたことから現在の名になった。
変更履歴
2023/07/22 TV番組「京都浪漫」より
2022/12/05 初版
▼HP
▼アクセス
伏見区御香宮門前町174
※駐車場は20分まで無料で、それ以降は40分毎に200円
(上限800円)なので要注意。
▼祭神
主祭神:神功皇后
相殿神:応神天皇、仲哀天皇
▼見どころ
なにかと伏見に来ては見仏に集中して次回参拝になっていたところ。主祭神は八幡系の神社に祀られる「神功皇后」で、豊臣秀吉は伏見城の守り神としたそうだ。朝鮮出兵繋がりとなるが偶然かな??
表門は伏見城からの移築といわれている。
1590年、豊臣秀吉が朝鮮出兵の戦勝を祈願のため奉納。神功皇后の朝鮮征伐にあやかるためとする。また秀吉は伏見城の鬼門除け守護神として、御香宮神社を伏見城領内に勧請している。現在は「古御香宮(ふるごこう)」と呼ばれ、御香宮神社の御旅所になっているそうな。
しかし、ここまで彩色と装飾がされた割拝殿ってない気がしますよね。日光東照宮の装飾を思い出しますね。まっ徳川家は凄い!!
本殿には、天皇と東宮の「菊の御紋」や天皇家の「五七の桐紋」、徳川家の「葵の御紋」がある。
神社名の由来となったのは「石井の御香水」からと言われ、この水は伏見の七名水の一つ。ちなみに神社名の由来として、福岡・香椎宮を勧請したので御香宮という説もある。
確かに、相殿の祭神「宇倍大明神」、「高良大明神」などから、そういう説もわかる気がするが、関連がわからない祭神が多いが、これは近辺の神社を合祀してきたのかもしれない。
境内は本殿周りに摂社・末社が囲んでおり、一通りの有名神社が揃っている。その中で、よくわからなかった社があった。位置と池の真ん中=宗像三神「市杵島姫君(イチキシマヒメ)」だと思うのだが。御朱印を貰うときに聞いておけばよかった。。
舞殿と思われます。お正月などはここで舞いが行われるのでしょうね。
↓-----2023/07/22
1878年再建。毎年9月に能舞台の周りに蝋燭を灯し「蝋燭能」が行われる。コロナ禍により中止していたようだが、2023年9月に復活するようだ。
↑-----2023/07/22
京都・松尾大社、京都・平安神宮など古社や格が高い神社と同時に庭の拝観が出来る。神社では神庭とするところが多いが、ここは石庭としているところが面白い。石庭は「小堀遠州ゆかりの石庭」と呼ばれ、拝観料が発生するが、や、安い。。
次回、伏見ブラリ旅するので、その時に行くことに。
▼旅行記、セットで行くところ
▼仏像展
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