やんげ@ポジティブライター

名古屋出身、30歳ゲイのフリーライターです。ハッピーで前向きな気持ちになれるエッセイを…

やんげ@ポジティブライター

名古屋出身、30歳ゲイのフリーライターです。ハッピーで前向きな気持ちになれるエッセイを書いています。

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30歳になっても、はじめてはドキドキするの

実は、今日本のとある地方へリゾートバイトに来ている(どこかはいつかネタバレするね)。 次の仕事まで時間も少々あるし、お金も稼ぎたい。そう思い立って、実家を飛び出した30歳。 ここ数ヶ月は名古屋の実家に住まわせていただき、雇用保険失業給付をいただきながら、甘ったれた生活をしていたので新鮮さも欲しくなった。 なんとなく興味のある業務で、面白い人たちに出会えそうな場所に来てみた。 社会人経験も10年以上もあるし、様々な環境、業種を経験している方だと思う。そんな自分でもはじめ

    • 料理できないことが可愛いと思ってたの、今考えると痛すぎて無理なの

      今でこそ料理は大好きだけど、昔は全然できなかった。インスタントラーメンと目玉焼きが精一杯。正直、それが「料理」と言えるかどうかも怪しい。 ところが、20代前半の自分は「料理できない自分って、なんか可愛いよね」なんて大勘違いしていた。まさに痛すぎる過去の自分に、今なら一言「おいおい、目を覚ませ」と言いたい。 その頃、友達とコテージに泊まりに行ったときの話だ。昼からBBQをして、地元のスーパーで買った肉や燻製を楽しんでいた。コテージには炊飯器があったので、皆で「肉食べたら、や

      • 自転車ラバーの30歳独身男性の話

        自転車が好きだ。これほどクールな乗り物は他にないと思う。風を切って走る爽快感や、細い道でもスイスイ進める自由さが何より魅力だ。しかも、自分の足がエンジンになるから、健康的で環境にも優しい。 自分はもともと足の筋肉が発達しているから、スピードを出して漕げるのも自転車を愛する理由の一つだ。 以前の記事で、自動車の運転が苦手だと話したことがあるが、できるだけ車の運転は避けて、名古屋ではほとんど自転車で移動している。 名古屋はまさに車社会。一家に2台以上車を所有するのが当たり前

        • セレンディピティにちゃんと気づける人になる

          最近、セレンディピティって言葉を知った。偶然の出会いや、思わぬ幸運に出くわすことを指すらしいけど、これってただのラッキーじゃなくて、ちゃんとした意識が必要だなって思うんだよね。 だってさ、日常の中でいろんなヒントが転がっているのに、それをスルーしてたらもったいないでしょ? 例えば、自分が最近行ったカフェ。いつも通りほうじ茶ラテを頼んで、ぼーっとしてたんだけど、なんとなく気になって隣の席に座っていた人たちの会話に耳を傾けてみた。そこで話されていたことが、実は自分がずっと悩ん

        30歳になっても、はじめてはドキドキするの

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        • やんげのポジティブ思考
          88本
        • やんげの自己伝
          24本
        • やんげの旅記録(じゃらん)
          12本

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          アトピー性皮膚炎もアイデンティティ

          アトピー性皮膚炎との出会いは、小学校の入学式の時。朝起きたら、体全身が急に痒くなった。中からジワジワとくる、どうしようもない痒み。 入学式を終えて、病院へ行くと「アトピー性皮膚炎」と診断された。 この日からアトピーと共に歩む生活が始まった。 アトピーとは本当に厄介な病気で、24時間ずっと戦い。飲み薬や塗り薬で落ち着く時もあるけど、基本はずっと痒い。痒い欲望に負けて掻いてしまうと、もう終わり。掻いているとなんだか気持ちよくなって、皮膚が傷ついて汁や血が出るまで掻きむしって

          アトピー性皮膚炎もアイデンティティ

          「考えること」と「考えないこと」は同じくらい大事。

          生きていると考えなくてはいけないことがたくさんある。考えて判断することはとても大切。それと同時に、考えないことも重要だと思う。 人生って意外とシンプルなんだなということに最近気づいた。 いくら色んな知識を取り入れて考えたって、直感を勝る答えは出せないんだよね。直感こそが答え。 最近は直感をしっかりと受け取り、それ以上のことは考えないようにしている。 例えば、人間関係において、ふとした瞬間に「この人とは距離を置いた方がいいかもしれない」と感じることがある。その後、理由を

          「考えること」と「考えないこと」は同じくらい大事。

          本って必要な時に出会うんだよね

          気になって買ってみたけど、なんとなく読んでなくて、本棚で眠っている本ってあるよね。あと読んでみたけど、なんとなくしっくりこなくて途中で読むのをやめてしまったり。 そんな時は無理に読まなくても大丈夫。その本が自分にとって必要な時にまた出会うから。 時が経ち、ふと思い出して手に取って読んでみると、今欲しいメッセージが書いてあったりする。 別にスピリチュアルな話がしたいわけではないんだけど、本はそういう力を持っていると思う。自分はそういった本との出会いをこれまで何度も体験して

          本って必要な時に出会うんだよね

          “制作する側”への憧れを捨てきれなかった話

          向いていることと、やりたいことが必ずしも一致するわけじゃない。そのことを自分は、これまでの人生で何度も実感してきた。 幼少期から、何かを生み出すことが好きだった。オリジナルキャラクターを考えたり、服のデザインを描いたり、手作りの雑誌を作って、妹に「販売」したりと、楽しんでいた。でも、その延長線上で生きることはできなかった。 ファッションへの憧れから、大学ではファッション造形科を目指したが、一般受験は無理だったのでAO入試に挑戦した。試験の内容は小論文かデッサンで、勉強した

          “制作する側”への憧れを捨てきれなかった話

          ひっそり座間味島

          実は、7月28日~31日の3泊4日で愛する〈沖縄県・座間味島〉へ行ってきた。 今回は「ひっそり座間味を感じる」をテーマに過ごした。 いつもは事前に皆へ座間味へ行くことを報告したり、たくさんお土産を買って配りまくったり、挨拶しに行ったり、今回はそういうの全部辞めてみたの。 座間味に住んでいた頃のように、自然に過ごしたくって。 仲良い友達や先輩にもほとんど連絡せず、突然行ったの。すごく無礼だなとも、失礼なことだとも思うけど、自然に過ごす中で大好きな人たちに突然会いたかった

          担々麺インスピレーション

          今日は、短い小話をひとつ。 先日、離れて暮らす妹が実家に帰ってくるということで、父が最寄り駅まで迎えに出て行った。 その瞬間に「あ、今日の夜ごはんは四川の担々麺になりそうだな」とふと思った。四川というのは、自分の地元にある超ローカル中のローカルの四川中華料理店だ。そして、激辛担々麺が名物料理。 父が出て行った数十分後、妹から電話が来た。 「今日、四川でご飯食べない?」と。 自分の読みは当たって、父と妹と3人で四川へ行くことに。 毎度お店へ着いた瞬間、これから辛い物

          担々麺インスピレーション

          白黒はっきりさせなくても良いの

          自分たちは日常生活の中で、何かを「はっきり」させることに固執しがち。物事を白黒で分け、正しいか間違っているか、良いか悪いかを明確にしたくなる。それは、人間の本能かもしれない。 曖昧さや不確かさに不安を感じ、何かを決断することで安心感を得ようとするのは、ある意味で当然のこと。 しかし、自分は最近、白黒はっきりさせなくても良いのではないかと考えるようになった。自分たちの生きる世界は、そんなに単純ではないし、すべてを明確にすることが必ずしも良い結果をもたらすわけではないと感じる

          白黒はっきりさせなくても良いの

          コントロールできないことで悩まないの

          これはアドラー心理学の創始者のアドラーの本に書いてある言葉。自分もその通りだなと思う。人の悩みのほとんどは、対人関係によるもの。他人との関わり合いの中で、様々な〈悩み〉が生まれる。 悩むことも大切。真剣に選択したり、立ちはだかった壁を乗り越えようとしている証拠だから。 だけど、どうしようもないことで悩むのはもったいない。時間と自分の心が。 コントロールできないことでは悩まない! 自分はこの教訓を判断基準にして、悩むことを日々選んでいる。 悩みって悪いことじゃないの。

          コントロールできないことで悩まないの

          夏に聴きたくなる曲 〜BEST3〜

          8月上旬、夏真っ盛り。自分が住んでいる名古屋市では、最高気温37度や38度の日が続いている。Yahoo天気のアプリから「極めて危険。外出を控えてください。」と毎日プッシュ通知が来ている。特にこの夏のレジャーやイベントを楽しむ予定もなく、危険な猛暑で夏を感じている。 とはいえ、夏をもっと感じたいと思って、最近はSpotifyで「夏」というタイトルのプレイリストを作成した。 自分は夏生まれの夏男。明るさと儚さが詰まった「夏うた」が大好きで、明るい曲や儚い曲には目がない。そんな

          夏に聴きたくなる曲 〜BEST3〜

          朝一バイトの悲劇

          高校時代、モスグリーンがトレードマークの某ホームセンターでバイトしていた。 レジ打ちだけのすごく簡単なバイト。シフトはかなり自由で、出勤したい日と時間をシートに記載して提出。追加で入って欲しい日があればマネージャーから直接依頼がくる。高校生には大変ありがたいシステムだった。 平日は学校終わりの3時間、土日は開店時間の9時から18時までの8時間のシフトで勤務していた。 社員さんやパートの方、学生バイト、皆さん本当に良い人ばかりで職場環境はとても良好。ただ客は変な人が多かっ

          8月8日、30歳になった。

          昨日、8月8日でついに30歳になりました。 30代に早くなりたかったから、30歳になれたことがすごく嬉しい。だけど今の心境を正直に話すと、不安と期待がミックスしてる。 去年念願叶って入社したWEB業界の会社を春に退社して、ずっと目標にしていた東京のSNSマーケティング会社の最終面接まで辿り着いたけど不採用。けれど、東京でのキラキラ生活を諦めきれず、東京に住んでフリーランスの仕事をすることを計画していた。 そんな中、先月ふと思い出した。自分が台湾に住んでみたいと思っていた

          8月8日、30歳になった。

          ウミガメと泳げる日が来るなんて

          夏は好きだけど、ちょっぴり苦手な子供だった。 8月生まれの夏男にも関わらず、泳ぎが大の苦手。所謂、カナヅチってやつ。正確に言うと今でもそうだ。泳げないせいで、プールの授業が大嫌いだった。 小学校低学年までは宝探しとかお遊びみたい授業ばかりだったから、泳げなくてもそれほど問題はなかった。 でも小学校高学年からは地獄だった。みんなが25メートル泳いでいる中、自分は端っこでビート板を握りしめて、ひたすら練習。運動神経が著しく悪いのに加えて、泳ぐセンスが皆無だった自分は、毎年ひ

          ウミガメと泳げる日が来るなんて