本って必要な時に出会うんだよね
気になって買ってみたけど、なんとなく読んでなくて、本棚で眠っている本ってあるよね。あと読んでみたけど、なんとなくしっくりこなくて途中で読むのをやめてしまったり。
そんな時は無理に読まなくても大丈夫。その本が自分にとって必要な時にまた出会うから。
時が経ち、ふと思い出して手に取って読んでみると、今欲しいメッセージが書いてあったりする。
別にスピリチュアルな話がしたいわけではないんだけど、本はそういう力を持っていると思う。自分はそういった本との出会いをこれまで何度も体験してきた。
今年の2月に『7つの習慣』という本を購入した。要約YouTubeチャンネルで紹介されていたり、超名人の方が激推ししていたので気になって勢いで買ってしまった。だけど、その本は信じられないくらい分厚い。辞書くらい厚くて重い。
さっそく読み始めたけど、数ページだけ読んで別の本に移行してしまった。分厚すぎて先が思いやれてなんだか読む気が起きなかったのが正直な気持ち。
それから2ヶ月ほどが経ち、ちょうど仕事も辞めたてホヤホヤで暇を持て余していたので、ほとんど読んでいなかった『7つの習慣』をまた読み始めることにした。
本を読んで驚いた。すべてを手放して、路頭に迷ってる自分にぴったりの言葉が並んでいて、今必要な思考が記されていた。
人生を見つめ直すきっかけを作ってくれた、素晴らしい本だ。
2ヶ月前の買った直後のバリバリ会社員の頃と、今の無職で路頭に迷ってる時に読むのじゃ、まったくワケが違う。
2ヶ月前、会社員として忙しく駆け回っていた頃の自分とはまったく違う視点で読むことができた。この時期だからこそ、この本と再会できて本当に良かった。
この経験から、本は無理して読まなくて良いことを皆さんに伝えたい。「読みたい」と心が思った瞬間が、あなたにとってその本が必要な時だから。